皆さんお久しぶりです。
大変長らくお待たせいたしました。
総武線快速の各駅を独断と偏見で語るシリーズ、第2回目の今回は、
【船橋】
【市川】
【新小岩】
について語っていきたいと思います。
…と思っていたんですが、
いざ船橋の執筆を始めたところ、大学3年以来約2年に渡ってバイト生活で過ごしてきた船橋愛がバクハツしてしまい、船橋だけでとんでもない字数になってしまったので、今回は船橋だけにします…………すいません…………
良かったらお付き合いいただけると幸いです。
書きまくってたらなんか長くなってしまったので(笑)、3部構成にします。
※注:あくまで独断と偏見が多分に入り混じった私個人の意見ですので、意見・要望等を関係各所に問い合わせることはやめて下さい。
前回の【千葉】【稲毛】【津田沼】はこちらから。
総武線快速【千葉〜東京】の各駅を偏見で語る① - shogaitabibitoのひとりごと
では
早速
始めよう
④船橋駅
言わずと知れた「ふなっしー」のホームタウンである。梨汁ブシャアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwの街である(そうじゃない)。筆者のバイト先が船橋であるため、現在のところ私的には稲毛駅に次いで利用が多い駅である。
人口64万人を擁する大都市であるものの、未だに政令指定都市にしてくれないのは一体何の恨みがあるのか…
なお、ざっと調べたところによると現在の船橋市市長は「松戸さん」という方らしく、個人的にウケている。松戸市の民度お察しな様子を見ていると、船橋も飛び火で治安が荒れそうである。
JR線のホームは2面4線。緩行線で1面2線(1-2番線ホーム)、快速で1面2線(3-4番線ホーム)を使用する構造であり、通過線が無いことも含めて稲毛駅と同じである。繁栄度はダンチだが。
総武緩行線側は大体他の駅と変わらないのだが、朝夕の時間になると「東京メトロ東西線」の直通列車が津田沼まで行く影響で、船橋にも止まってくれる。黄色一色だった総武緩行線に、突然青と水色の帯をまとったドアがバカデカい車両が入線してくるのでビビることがある。なお、東西線直通の下りは例によって津田沼止まりのため、幕張本郷以南ユーザーからは著しくヘイトを買っている。
快速側も基本的にはE217系の快速の停車がほとんどである(と当初書いてたんですが、ダラダラ書いてたらいつのまにかE235系も投入されてしまいました。ごめんなさい)。余談だが、3-4番線ホームに上がる階段・エスカレーターのうち2つがグリーン車ドア付近に接続してしまう構造はなんとかならないのだろうか…。何故乗客にデバッグさせるのか(しかも直らない)。
ただし、稲毛ユーザーにとってはパパ活女子と同じくらい憎い「通勤快速」が止まってくれる。何故かよく筆者のバイトからの帰宅時間に現れるため、その度に「早く成田に消えてくれ」のおきもちになるのである。
例によって、総武線快速遅延発生装置こと成田エクスプレスは高速で通過である。ただ、この駅の特急停車は結構面白い。
まず、土日祝のみ運行の「新宿さざなみ」「新宿わかしお」。津田沼と同じく、船橋にも停車してくれる。なお、乗降者数はお察しである。
続いて、東京-銚子・成東などを結ぶ「しおさい」であるが、通常は通過である。しかし、土日祝のみ「しおさい1号・12号」だけは、船橋駅に停車してくれるのである。加えて、臨時で運行されるしおさいも船橋に停車することがある。
極め付けは以前にもご紹介した、朝6:38に千葉駅を出て、なんと南小谷まで到達する超ロングラン特急「あずさ3号」である。シレッと船橋駅に停車している。恐らく、新宿方面への通勤需要を拾っているものだと思われる。千葉から船橋へ少しでも高速で移動したい方は使ってみてはいかがだろうか。
他社線への乗り換えも便利である。
改札を出て左方向へUターンすれば、すぐに「東武野田線」に乗り換えることができる。この「東武野田線」は東武鉄道主導の沿線住宅地開発に巻き込まれる形で、
「アーバンパークライン」
などという高輪ゲートウェイ並みに長くてダサい二つ名を与えられてしまったのである。沿線のどこにパークと入れるに値するような公園があるのか言ってみろ、と声を大にして言いたい。しかし柏方面へ向かうのには大変重宝する路線である。
これまではノロノロの各停しかなかったが、今年3月のダイヤ改正でついに急行が登場。本数はさほど多くないものの、柏まで最速19分で到達できるようになった。さらに、終電が0:32と従来から33分も繰り下げという神ムーブにより利便性が大きく向上。あとやるべきことといえば、路線名を正式に「東武野田線」に戻すのみである。今こそ「首都大学東京」をやめた「東京都立大学」に倣うタイミングである。
また、南口から2分ほど歩けば京成船橋駅も存在。何やら仰々しいイカツい構造物の様相を呈しているが、実際ホームに上がってみると思ってたより意外とショボいのはここだけの話である(ゆーてそんなにショボくもないが)。
しかし、船橋以北になるとJR⇔京成の乗り換えが結構遠くなってくるので、意外に重要な役割を担っている。
京成船橋駅が入っているビルは「船橋フェイス」。しかし、言うほど船橋の顔ではない。
また、ギリ徒歩圏内だと思うが、北口から4〜500mほど歩くとぼったくりで有名な東葉高速鉄道…
…ではなかった、訂正。
東葉高額鉄道・東海神駅
がある。地下駅のため、入口がかわいそうなくらいヒッソリしているのが特徴である(←こんな熱烈なディスを特徴と言わないといけないくらいには何もない)。正直、西船橋→東海神を利用するくらいであれば、船橋までJRを利用して歩いた方がマシである(こんな利用の仕方をする人は流石にいないと思うけど)。筆者はメルカリの出品のためにPUDOを使った時しか入ったことがない。
JRの改札内には、船橋&習志野市民みんな大好き「ピーターパン」が出店。常にメロンパンの甘いギルティ極まりない匂いを放出しているため、夕暮れ時の腹を空かした通勤通学客ホイホイと化している。
さらにその近くには「スイーツボックス」があり、週替わりで様々なスイーツを展開。こちらも毎日のように甘党がアリの行列を成している。ちなみに、たまに出現してくるスイートポテトとアップルパイがあまりにも美味そうなので、筆者もそろそろホイホイされそうである。
エキナカは船橋・市川エリアでは最早お決まりとも言える「Shapo」である。なんとこのShapo船橋、6階建てというガチンコぶりである(正確には地上5階+地下1階。B1〜1階が本館、1階〜5階が南館という何度見てもワケのわからない構造である)。恐らくすぐ隣にそびえる東武と客の奪い合いという名の仁義なき戦いを繰り広げているのだと思われる。東京の大都市でもないのに、何故かスターバックスが2店舗も存在しているあたりに船橋エキナカ開発の本気度を感じる(正気の沙汰ではない)。しかも1店舗は「スターバックスリザーブ」という意識高い系(?)スタバであり、バーカウンターもあってなんかいい感じである。ちなみに、筆者はスタバリザーブの近くにある「CHAWAN」とかいう謎の店(確かニラックス系列だったような。つまりすかいらーく系統である)のバイトに謎に応募してしまい、盛大に遅刻をかまして落とされたことがある。
筆者のおすすめはB1Fの「船橋珈琲焙煎所」で、ティータイムには行列ができることもある人気店である。あとカレーが美味しい。
【南口】
特に決まっているわけではないが、筆者の見解ではこちら側が正規の改札口である。何を隠そう早めに宣言しておくが、反対側にはロクに何もないからである。
元々南口には「西武百貨店」があったが、いったい何があったのかは分からないが数年前につくば西武ともども逝ってしまった。この時に西武に入っていたロフトが反対側にあるイトーヨーカドーへドナドナされた。
というかそもそも船橋駅直上に少しクソデカい「東武百貨店」がそびえ立っているので、何の地縁もない西武に勝ち目がないのも残念でもないし当然みたいな部分はある。この東武百貨店はイカしてる度も利便性も地味にすさまじく、たぶんだが一日中いられる。みんな大好き(なのにどんどん減ってしまっている)サブウェイも入っている。アフタヌーンティーや星乃珈琲店をはじめとして、多くのフロアにええ感じの喫茶店があるのも推しポイント!!
デパ地下は例によっておいしいものコーナー。7Fは通称「スパイス」であり、半分レストラン街である。筆者は昔ここの「こてがえし」にその辺の知らない子と行ったのを執筆時に思い出した。ちなみにその後めちゃくちゃ(ry。
というかこの東武百貨店、そこそこ大きいビックカメラがある時点で既に便利。筆者はここでよくカメラ周りの諸々をいじくっている。このビックカメラであるが、何故か2F、3Fの婦人服コーナーに失礼して2フロア分ぶち抜いて造られている。余談だが、南口方向に3〜4分ほど歩いたところにある前述の「船橋フェイス」にも何故かビックカメラが入っている。家電量販店でドミナント戦略みたいなことしてどうすんねん。ちなみにフェイスに入っているテナントで他に目ぼしいものは椿屋珈琲と無駄にデカいドトールくらいである。
南口に出て左側にセブンイレブンがあるが、ここのセブンにはなんと船橋の地ビールが置いてある。「船橋エール」「船橋ホワイト」「船橋ブラック」の計3種類を展開。なんでも「船橋ビール醸造所」で製造しているらしく、船橋ホワイトには千葉特産であるニンジンの葉、船橋ブラックには(地味に)船橋特産であるホンビノス貝が入っているらしい。結構チョイスがエグい。
東船橋方面へ向かうと裏通りに出る。ここは夜になると活気が出ると共にキャッチと酔っ払いが跋扈する危険地帯と化す。が、船橋のキャッチはあまりしつこくないので問題ない。一方で一歩間違えると風俗だらけのピンクゾーンに突入しかねないので注意である。個人的なおすすめは鮨屋の「山浦鮨」、焼き鳥屋の「神田屋」、そしてよく連れて行って頂くバーの「ブルーカナリヤ」である。(すいません勝手に宣伝しちゃったんですが怒られたら消します。)
大通り沿いでは、駅から近いところに何故か「幸せのパンケーキ」がある。すぐ裏では欲望が渦巻いているのにこんな所に出店してよかったのだろうか。いやまあ、それを言うなら道玄坂の幸せのパンケーキはもっとアウトなのだが。その他、相変わらずアホほど安いドンキホーテ、何故か5階建で造られてしまったダイソー、居酒屋やカラオケ屋も多数あり娯楽にも困らない。
居酒屋はもちろん「ちばチャン」を擁する。時折筆者も船橋ちばチャンで✝️出航✝️しているため、泥酔した様子を千葉在住のフォロワーに片特定されないことを祈るのみである。さらにその近くには「おすすめ屋」という隠れ優良店があり、安くて美味い上に喫煙可能である。あ、それはそうとちゃんと「快活CLUB」もあるので終電を逃しても安心である。
最近気になるのが「上海麻辣麺」というスープ春雨屋であり、よく行列ができているので一度入ってみたいものである。また、ラーメン屋もこの近辺は数多く出店しているが、駅から少し遠いものの「海老そば まるは」が結構美味しいのでオススメしておくことにする。
そして船橋のヤニカスにとってこの上なく心強いのが「船橋たばこセンター」である。日曜日も営業している(しかも割と遅くまで営業している)上、海外産の珍しいタバコも品揃え豊富である。なんと筆者の愛してやまない「中南海」を隣の自販機コーナーで売っているという充実ぶり。「アークローヤルパラダイスティースリム1mm」というこれまた筆者のこよなく愛するマイナー銘柄までちゃんと置いてある。控えめに言ってもネ申。
【北口】
さて問題の北口である。前述の通りなのだが、南口を見た後だとこちらはほとんど何も無いという印象を受ける。実際、何も無い。
北口で最も目立つ建物は(残念ながら)イトーヨーカドーである。なぜか2棟に分けて渡り廊下で移動する方式にしてしまった模様で、この構造は津田沼パルコを彷彿とさせる。その名も「船橋ツインビル」安直なネーミングである。
特に目立つようなテナントは無いが、先述したロフトをはじめとして、ダイソー、(2021年1月でお陀仏になってしまうが)ユニクロ、無印良品、ABCマート、JINSなど、良く言えば割とかゆいところに手が届くテナントラインナップになっている。悪く言えば代わり映えがしないともいう。典型的な地方都市の大衆デパートである。
飲食店で目を引くのはあの名店「一燈」の系列として入っている「豚骨一燈」である。フードコートのラーメンは大したことないと筆者は偏見を持っているので未だに食べたことはないが、卒業までに一度は食しておくことにする。
イトーヨーカドーの他にあるものとしては塾(市進など)、不動産系の支店、美容院などが主になる。あと筆者のバ先も。北口の個太郎塾のすぐ横に先日おじいちゃんのプリウスミサイルがクリーンヒットし、ちょっとした騒ぎにもなっている。なお、イトーヨーカドー向かいの巨大なビルは「船橋グランドホテル」であるが、2020年をもってこちらもお陀仏となってしまった。こう見るとオワコンな街な気もしてくる。
最後に筆者オススメの店を2店舗ほど。先述した東葉高額鉄道・東海神駅まで歩く必要があるが、そのすぐ近くにあるラーメン屋「とものもと」は名店。元々は「零一弍三」という筆者も愛してやまない超人気煮干ラーメン屋だったのだが、突如として閉店し(閉店した時は悲しみのあまりTwitterで暴走していた)、跡地に移動してきたのが現在の店である。とものもと移転後はまだ訪問していない為、こちらも近いうちに行ってレビューしたいところ。
もう一つのオススメは「焼肉ごじ」。なんでも(今のご時世でやってるかは分からないが)朝5時まで営業しているから「ごじ」なんだそうな。1度連れてきて頂いたことがあり、めちゃくちゃ美味かった記憶があるので皆さんも船橋で焼肉が食べたくなったら来てみては如何だろうか。
いかがだったでしょうか。
船橋だけでなんと6000字オーバーにもなってしまったので()、流石に今回は船橋だけでまとめさせていただきました。すいません。
次回は(次回こそ)「市川」「新小岩」を書く予定です。正直ここから先はあまり降りない駅が続くので、大したボリュームにならないかもしれません。馬喰町と新日本橋とか何書けばいいんだよ…()
今回も読んでいただきありがとうございました。もし良ければまた読んでやってください。
それでは。