Nikon FEを買った。

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 寸志とは言え初ボーナスが出たのでね。1978年発売のNikonフィルムカメラ(ついでにKodakのカラープラスも)。43年も前である。43年前というと当然僕はまだ前前前世である。両親は小学生で、僕の師匠はちょうど生まれて間もない頃、マイケルジョーダンは高校生。ドイツは東西に分断されていて、現・アイヌ文化振興法は1897年の北海道旧土人保護法とかいう名前のままで、実家の辺りは川鉄の社宅が建っていた。第一次オイルショックからまだ5年、智北線も健在で、今は新幹線の名前になったさくらもはやぶさもみずほもまだ寝台列車だった。空を見上げれば今は無きマクドネル・ダグラスの飛行機がビュンビュン飛んでいて、コンコルドも現役で、平成の大合併前なので日本全国自治体だらけだし、アクアラインなんて無いから車で千葉から横浜に行くには東京湾をぐるっと回らないといけなかった。尾崎豊はまだギリギリ盗んだバイクで夜の帳の中へ走り出す前で、今や赤字を垂れ流しているだけの千葉都市モノレールなんか無くて、僕が2日に1回爆走している石勝線は開通3年前、新幹線は青帯の0系しか走っていなかった頃。

 

 
 なんでこのカメラなんだ、そもそもなんでまたカメラを買うんだというと色々事情があってね。まず手持ちの愛機D750を去年の暮れに電柱にぶつけてしまって、そのせいかオートフォーカス中心にメニュー画面と再生ボタンが反応しないやら露出までもがたまに調子狂ったりとボロボロ状態で、そんな状態で半年も放置していたので、ボーナスも入ったから流石にそろそろ修理しようってわけ。これ以上手元にこのまま置いていたらもっとあちこちが悪くなってしまいそうだった。

 だけれども手元にカメラが無い期間があるのは何か嫌で。だからその修理期間中の「代用品」って言ってしまったら心が痛いのだけれど、とはいえ半年くらいD750で全マニュアルで撮り続けて、これが結構楽しかったので修理が終わって戻ってきた後もデジイチとは別枠で、フィルムカメラとMFレンズで本格的にガチャガチャ機械弄りしながら撮りたいなあと思った。フィルムならではの写り方が良いなあというのも勿論あるのだけれど、全部自力でガチャコンガチャコン弄って撮るという行為そのものに楽しみを見出したかった。

 それからご存知の通りではあるが僕は古いモノが堪らなく好きなので、巷でにわかに流行っているかもしれないオールドレンズを使いたいと思っていて、それも所謂「非Aiレンズ」という相当古い年式のレンズ(1977年以前のものですね)。NikonさんはずっとFマウントという「ほぼ」同一規格のマウントで50年以上やっているのだが、詳しくは各位で調べて頂きたいが、実は途中でこの不変のFマウントも少し機構が変わっていたりする。この非Aiレンズ(主に「ニッコールオート」とか「ニューニッコール」とかいう名前のやつですね)とやらは現行のデジイチは勿論、フィルムカメラでも1980年代以降のやつは詳しくは述べないけれど機構の変更的なアレで装着出来ないものが多くて、ギリギリ装着出来るのがFEだったって訳だ。候補機としてはFE、FM、F2、F3あたりだったが、電子シャッター式のFEは機械式のFMなんかと比べると不遇な扱いをされているみたいで、お値段的にも優しめ。あとデカすぎず洗練されたデザインが好き。状態も良かったのでFEにした。ボディカラーは悩んだけど、黒。銀ボディはDfにでも取って置く事にした。

 

 
 さて長々と話をしているが、デジタルカメラは誠に便利な代物だ。現代っ子で良かったですね。バッテリーとメモリーカードの容量が許す限りいくらだって撮れるし、撮った成果物をすぐに液晶モニターで確認できるし、気に入らなければその場で消してしまえばいい。

 ただ、その所為でなんというか、シャッターを乱射してしまう癖が付いてしまった気がする。僕自身巧さだけを求めてる訳ではないのだけれど、良い構図になるかは解らないがどうせ気に入らなければ後で消しちまえばいい。納得いく一枚が撮れるまで幾らでもシャッターを切り続けちまえばいい。何ならLightroom通せば結構無理な修正だって利く。極論そういう事である。でも「本当にこれでいいのかな?」という葛藤はずっとあった。否、このままではダメなんだろうなとさえ思っていた。このところの僕のデジタルでの撮影行為は悪く言えば「現実逃避」だったのかもしれない。思い通りに行かなかったものは何だって消去してしまえるから。まあ故障でメニュー画面開けないから直ぐには消せないんだけど、パソコンに入れちゃえば消せるし、実際消してるし。

 その点、これから手を出す身なのでこの解釈は間違っているのかもしれないけれど、そういう意味ではフィルムはデジタルと対極にある存在なんじゃないかな、という気がする。写真屋に持って行って現像するまで成果物がどうだか解らない。もしかしたら露出オーバーの真っ白な写真だらけかもしれない。フィルム1本でせいぜい36枚分しかない制約の中で撮る。ISO感度だってフィルムごとに固定だ。おまけにすぐ手に入るやつは精々400しかない。シャッタースピードの最速もD750の1/4くらいしかない。FEはシャッター用の電池が切れても一応機械式シャッターが使えるが、1/90秒固定になってしまう。

 そう考えたらなんだかフィルムカメラって人生みたいだと思う。自由なように見えて実は制約が色んな処にあって、思い通りに行かない事が殆どだ。人生に記憶消去ボタンなんて無い。楽しい事も悲しい事も苦しい事も纏めて抱えていくしかないんだ。僕は多分人より記憶力が良い方だから尚更。それに楽しい事だって、ふとしたきっかけで全部辛い記憶に昇華してしまったりするよね。フィルムが現像された時、撮り手は消しようがない現実を突きつけられる。「これがお前の撮った写真だから黙って持って帰って受け入れろ」的な。だからこそ一枚一枚想いを込めて、思慮を重ねて大事に撮るようになるのかな、と思う。

 

 
 「フィルムカメラで撮るという経験」は、恐らく僕にとって微かな希望たりうるものだ。慣れない仕事と孤独で心身共に疲弊し、単調に過ぎ去っていく退屈な日々に何か変化をもたらしてくれるんじゃないか?という縋りみたいなものでもあるのかもしれない。今の日々は文字通り釧路の夏、霧で100m先さえ見えずにどんよりとしたモノクロの曇り空が延々続くイメージそのものだという感じもする。「生きてる理由なんてない だけど死にたくもない こうして今日をやり過ごしてる」って昔Mr.Childrenが言っていたが、正にそんなような生き方をしている。

 一応これでもやりたい(というか幼い頃からの憧れだった)仕事をやらせてもらっていて、仕事自体は滅茶苦茶楽しくて天職だなぁとは思っているんだが、でも何故僕が今何の為に働いているのか良く解らない。何の為に働いているのか、何の為に生きているのか、もっと歳食ったらもっと解らなくなるだろう。そしてもっと深く絶望する事になるだろう。何か生きる為の、生命活動を営む為のモチベーションが欲しいのかも知れない。でもそれをヒトに求めるのは人望も魅力も才能も何一つ無い僕には無理だしもう半ば諦めてしまったから、モノに求めるしかないのかもね。

 何言ってんだか解らなくなってきたけど、そしたら「何かが変わるんじゃないか」という微かな期待。いつもこんな感じで他力本願だけどこの癖はもう治らないね。ただの孤独の一時的な慰めにしかならないのかもしれないけど、まあ最悪それでもいいや。ひたすら一人で酒を飲んで泥酔して布団に倒れ込んで全部忘れようとするよりは余程生産的な活動になるだろ。これも全部酔っ払いの戯言なんだけどね。

 最後に、貴方の貴重な時間を僕の駄文で奪ってしまっておいてこれを言うのは申し訳ないのだけれど、これだけダラダラと書いたのを全て読んだ貴方は余程の物好きで無い限り相当な暇人でしかないと思うので早く寝て下さい。

地方で生きるということ

皆さん、お久しぶりでございます。めちゃくちゃサボってました。

 

(※注:この記事は4月末・5月末・6月下旬に書いた文章が入り乱れているため滅茶苦茶です。ご了承下さい。)

 

たった今(注:4月末。)✈️⭐️🇯🇵(=ジェットスタージャパン)で帰省したところですが、LCCって手荷物重量制限が結構厳しいんですよ。まあ大体どこも7kg以内というのがスタンダードなのですが、「流石に収まってるか分からんなあ」とか言いながら保安検査行ったら普通に6kgオーバーしていて4千円むしり取られたところです。私の重量感覚はガバガバなようです。まあコンプラがガバガバであるよりかは余程マトモでありましょう。

帰省したは良いものの、関東ではとてもじゃないが外出ができるような状況では全く無くなっていたようです。研修所の部屋にテレビがないのでニュースを見られるのがご飯タイムくらいしかないのですが、いつの間にか東京大阪がまたとんでもないことになっていたなあという感覚なのです。国民もいい加減なんで出てるんだかもわからず感染抑止効果にも疑問でほとほとウンザリしている緊急事態宣言が愚かにも出されてしまった今、やることといえば1ヶ月触れなかったギターを弄るか、写真を現像するか、引越し準備するか勉強するかしかないのです(←案外やることあるやんかww)。ほんとこのギャグみたいな緊急事態宣言ってなんなんでしょうね。こんななあなあな対策する政府も政府なのですが、足並み揃えてNoと言えない国民も国民だと思いますよ。そんなわけで(?)時間は有り余っているので、こんな記事を書いてみようかなと思い立った次第です。

…というのを1ヶ月前に下書きで書いていたんですが、すっかり放置してしまいまして、もう2ヶ月経ってしまいました(←おいww)(※注:5月末。)。今回は引越しの搬出(と一切終わっていない荷造り)のためにAIRDOで帰省しております。いやー、7千円くらいで取れたんですがもう最高ですねAIRDO。快適すぎ。もう元の身体には戻れないわ。

 

はじめに

簡単にここまでの経緯を書こうと思います。

私はこれまでの23年間の人生をずっと千葉で過ごしてきました(居住地はずっと千葉でした)。インキャガキンチョ時代を歴史の街もといクソ田舎の佐倉で送り、小学校入学後3ヶ月で引っ越して小中高とすべて千葉市内で過ごし、浪人時代を津田沼で1年送りました。その後マジで紆余曲折あり慶應義塾大学(経済学部)に入学したは良いものの一般的に言うような経済学があまりにも面白くなさすぎてセルフで半分文学部に入り浸って日本史ばかりやっていました。4年間を千葉東京神奈川の3都県で主に過ごした訳なのですが、就職活動の際に様々なことを考慮した結果、「地方で暮らしたい」という願望が強く出てきました(これは今も変わりません)。就活そのものはそれはもう滅茶苦茶だったのですが(これは書くとあまりに長くなってしまうので割愛。)、これまたマジで紆余曲折ありご縁があって今の会社に拾って頂き、大学も無事卒業、今年の4月から北海道に移住しております。2ヶ月間の研修を札幌某所で受けていたのですが、適性を認められたのか何故なのかは分かりませんがいきなり釧路配属を引き当て、6月より釧路へ配属されます。この前提を頭に入れて頂いた上で読んで頂けるといいかなと思います。

 

 

 

1.気候

分かってはいたことなのですが、寒いです。今日(4/30)の札幌は7℃前後で、まあ10℃はいかなかったかな〜という感じです。まあ寒い方の日だと思いますが。あと、風が冷たい。これがちょっと最初はつらいかもしれません。

ただ、寒さに関しては「まあこの時期ならこんなもんなんだな」と言い聞かせていれば全然慣れるんじゃないでしょうか。実際私も1ヶ月過ごして、「この寒さが当たり前の日常なんだよな〜」って感じですっかり順応してしまっています(※注:4月末)。ついでに、寒さって基本的に重ね着すればどうにでもなると思っていたのですが、実際のところマジで重ね着すればどうにでもなります。5月以降は札幌ならそこそこあったかくなってきます。20℃近い日もちらほらあるので、そろそろコートが要らなくなってきた頃です。まあ釧路はまだ寒いんですが。

(ここからは6月下旬の話になりますが)釧路は相当涼しいですね。というか普通に寒いです。未だに長袖重ね着してます。iPhoneの天気予報見てビビりましたよ。だって釧路は13℃しかないのに関東は真夏日寸前ですからねえ。ここまで来てしまうと暑さが厳しい地域に住むのが正気の沙汰ではないように思えてきます

個人的に寒さよりもしんどいなあと思うのは、「乾燥」です。マジでめちゃくちゃ乾いています。シワにならないように1分しか脱水しなかったワイシャツを部屋干ししたら、5時間くらいで完全に乾いていました。なお、これは室内の保温性が異常なまでに高いという北海道の建造物の特質によるところも大きいかもしれません。このおかげで外の寒さ対策で着込んでいくと屋内で滝汗をかく羽目になります。ちなみに寮の部屋も激暑なのですが、これはたまたま風呂のボイラー直上の部屋だかららしいです。

話を戻しますが、とにかく、何も対策しないと間違いなく喉をやられます。最低限の装備として、加湿器はマストです。寝るときはマスクするとか、洗濯物をたくさん室内に干しておくとかすると更に良いかもしれません。

 

 

 

2.食べ物・飲み物

これはもう言うまでもなく美味いです。札幌には炎というアホほど安い居酒屋がありまして、札幌民ならまあみんな知ってるよね的な立ち位置の居酒屋なんですね。千葉でいうちばチャンみたいなノリだと認識しております。そこに「つくねスープ」という飲み放題のスープがあるんですがこれがまあ美味いのなんの。ピッチャーで卓上安置不可避

4月頭に小樽に行ったんですが、そこの海鮮丼もめちゃくちゃ美味いんですね。観光地価格なのはご愛敬。釧路も海産物がドチャクソ美味いらしいので期待できそうであります。確かに駅弁は何食っても美味いですね。ハズレだな〜ってやつがない。稚内のチャーメン(稚内)、帯広豚丼、スパカツ(釧路)などご当地グルメもたくさんあるので、グルメ巡り的な楽しみ方もアリかなと思います。正直スパカツは一回食べれば十分だと思いますが(ボソッ。あと札幌は締めパフェ文化があるらしく、やたらとパフェを置いてる店が多いので甘党にはたまらない街かと思われます。…と思っていたのですが釧路の喫茶店もなぜかパフェを置いているところが多い気がします。

そして酒が美味いんだわこりゃ。サッポロクラシックが無敵すぎて敵わない。コスパ重視ならセコマで150円くらいで売ってるパームビールが圧倒的推し。発泡酒と同じくらいの価格なのに普通に美味い。ちなみにこっちに来てからサッポロクラシックとパームビールとヱビスプレミアムエールしか買ってません。あ、余市と厚岸はウィスキーも(余市はワインも)アツイので、こちらもお試しあれ。道東はビール不毛の地ではあるのですが、(正確には発泡酒ですが)知床ドラフト流氷ドラフトがちらほらコンビニに置いてあったりするので大変オススメです。ぜひグラスに注いで飲みましょう。ビックリします。

ちなみにセコマには110円で買えてしまうカルボナーラやら焼きうどんやら海老塩焼きそばやらがあるので、貧困に陥ってもいきていけます。

 

 

 

3.その他

素朴であったかい人が多いです。みんな寛容です。基本的に。もちろん例外的な人はいると思いますが…。なんというか、健やかに育ったんだなあという人が多いような気がします。変な意味じゃないですよこれ。あ、あと綺麗な方が多いです。ほんとに。

 

街並み:この3ヶ月で行ったところだけですが。

日本の大都市だと圧倒的に札幌が好きですね。高層ビルがほとんどないので上を見上げなくて済む。札幌の街自体はかなり整備されて造られたんだなあという印象を受けます。まあこれから新幹線札幌延伸で駅前はまた魔改造が始まる訳ですが…。デカい駅にしては構造が比較的わかりやすいように思います。この辺は仙台にも通じるところがあるかも。

道北の方(宗谷本線)に行くと大体同じような駅前・同じような街並みになります。行けばわかります。

旭川は典型的地方都市という印象でした。それほど特徴があるわけではないんですが、住むには全然不便しないかなあと思います。札幌も特急で1時間半なので。

岩見沢・釧路は駅前が案外何もなく、デカい道路沿いの方が栄えています。これは地方都市あるあるだね。東室蘭岩見沢と何となく雰囲気が似てます。なんとなく。ちなみに釧路の駅前に出るといきなり廃墟ビルが登場します。余談ですが、釧路駅駅舎はめちゃくちゃエモいので是非お越しください。夕暮れ時がたまりません。

 

物価:札幌は普通だと思います。ただ飲み屋は関東よりも安い(そして美味い)気がします。地方に行くとちょっと安いらしいです。公共交通機関は首都圏より少し高め。釧路は飯類がなにかとデカ盛りなのですが、量を考えたら安い気がします。驚安の殿堂・ドン・キホーテさんと価格破壊神・トライアルさんがあるので貧民でも安心して暮らせます。

 

 

 

おわりに:地方で生きるということ

「おわりに」というかむしろ個人的に伝えたいこととしてはこれが主題なのですが、「なぜ私が地方に住みたいと思ったか」という話をしようと思います。ゆるふわっとまとめると

「自分は都会に暮らすのに向いていない」

「良い部分も不便さも感じながら地方で暮らす経験をしたい」

「地方の方が自分にはメリットが大きい」

の3本立てです。

早速単刀直入に言うと、都会に疲れてしまったというのはあると思います。まずは「混雑」。私は僭越ながら約3年間超満員の総武線快速に揺られて1時間20分、ドアtoドアなら1時間45分の通学を続けてきました。3年間だったからまだ耐えられたわけです。放蕩学生の身分だったからこそ耐えられた訳でもあります。この過酷な通勤環境で(しかも仕事をしながらというストレスの増える条件下で)40年も勤められるんだろうか?というのは大きな疑問としてあった訳です。さらに街に出れば頭おかしくなるくらい人。人。人だらけ。基本的に私は人混みが嫌いです(頭痛くなる)。そしてコンクリートだらけ、高層ビルだらけ。嫌でも上を見上げないといけない。コンクリートジャングルで狭くなった空の下で飼われ続けないといけない。これも大きなストレスを生むこと間違いなしだなと思ったということです。

続いて「日本=東京(及び首都圏)ではない」ということ。当たり前ですが、47都道府県すべてによりこの日本という国は構成されています。大学時代に貧困旅行をしまくって国内の色んなところを回ってきた訳ですが、その中でゆったりとした時間が流れる田舎に惹かれていく私がいたのは事実です。加えて、首都圏だけに閉じこもっていて良いんだろうか?とも思っていたのです。田舎で暮らすと確かに都会に比べて不便な部分が生活していく中で見えてくると思いますが、それすら私には楽しみだったのです。「なんでこんな不便なんだよぉぉぉぉ!!!!」って思わず叫びたくなるような場所で暮らしてみたかったのです(頭おかしいって言わないでください)。あとは仕事上の関係というか、とどのつまり私のやりたいことはざっくりまとめると「地方創生」なので、じゃあ地方知らないとダメじゃんってことでついでですがそういう事情もあります。

続いて「費用対効果」。確かに東京(の大企業)は賃金水準が高いのは紛れもない事実です。ヘイシャは個人的にとても自分に合っているなあと感じていますが、首都圏の同業他社と比べると流石に給与が少し落ちます。これは仕方ないことだと思っています(普通に求人情報に出てるので喋ってしまって良いと思いますが、初任給額面で18万ちょいくらいです。首都圏だと業界にもよるけど20〜25くらいのところが多いよね)。ただ、東京で暮らすとなると生きるためにかかるコストも高くつくのではないかと思ったのです。例えば土地。東京の地価はあまりに高すぎます。正直頭おかしいですよアレ。てかもっと皆疑問持つべきですよ。なんでこんなにバカ高いんだって。三田での話ですが、個人的に20分クルマを止めて400円だなんて正気の沙汰ではないです。実家の近くでさえ400円あれば半日は止められるというのに。家賃にしても、クルマを買うにしても、まあ高くつくんじゃないかと思った訳です。そんなわけで支出を考慮したとき、首都圏に比べて若干の収入減であっても、地方で生活した方が私は幸せになれると考えています。まあ正直これを言えるのはヘイシャが比較的福利厚生が手厚いからってのはあるのかもしれませんが。

そして「競争社会」。大学に入って初めて都内に出て思ったのは、とにかくここに生きる人たちは皆が上を目指して日々身を削って争っているんだということです。ちょっとニュアンス変わっちゃうんですけど、生き急ぐというか、ずっとバチバチしながら生きていくのは嫌だなあと思ったんです。もちろん全ての業界がというわけではないですが、生存競争に揉まれて消費されて削られていくだけの人生、一体何が楽しいのか?と思ったんです。残念ながら私は何にでもチャンスを見出すプルデンシャルゴリラではありませんので。ゆっくりのんびりと言ったらあまりに緊張感がありませんが、自分のペースで生きていくには大らかな人たちに囲まれながら程よい地方で生きていく方が自分には合っているんじゃないか?と考えた訳です。

あとこれはおまけなのですが、今回のコロナ騒動で完全に浮き彫りになりましたが、何かあったときに真っ先に規制がかかるのは首都圏(あと関西圏)です。地方の方がある程度好き勝手できるかなあというのはあります。まあ北海道も結局巻き込まれてしまったんですが…。まだ街中も灰皿だらけだし地方最高ですね!!!!!!!!

 

果たして読む人が現れるのか分かりませんが、書きたいことは大体書きました。

私の代の就活だったり、後輩の就活話を聞いていたりして、異様に首都圏にこだわる人も想像以上にたくさんいたので、勿論それぞれの価値観がある訳なんですが、そういう方々にこんな価値観で生きてる人もいるよって伝わればいいかなあってのも946mmくらい思って書きました。ぼちぼち終活勢も悲しいことに出てきて、迷ってる人もいると思うので、もしかしたら参考になるのかもしれません。誰かの参考になったなら幸いです。

以上です。

 

深夜4時の散文(無修正)

眠れないので散文を書く。

 

0時過ぎくらいまでずっとDSでポケモン、「ダイヤモンド」をやっていたのだけれど、ユキノオーブラッキーもステ振り作業がめんどくさくなってセーブしてやめた。ちょっとだけ散歩してウィンストン(普段は中南海なのだけれど最近はタバコ屋まで出歩くことすらないのでこれで妥協)を2本吸って帰ってきて、さあ寝ようと思って布団に入ったのだけれど、YouTubeを少しだけ観ようと思った。まあ、これでいつも眠れなくなってしまうのだが。

YouTubeがサジェストしてくる動画は正直ほとんど観てしまっていて、あとは同じようなものの繰り返しばかりで少し飽き飽きしていた。そんな時に昔334回は観た「夜のヒットスタジオ」のとある動画がオススメで出てきた。あのダイアモンドユカイが80年代後半にボーカルを務めた伝説のバンド、RED WARRIORSの「STILL OF THE NIGHT」の映像。当然今時の音楽番組に出るアイドルが常用するような口パクなんてやるわけもなく生演奏生歌であり、それどころかユカイさんはステージでマイクスタンドをぶん回しまくりながらカメラさんが泣きたくなるほど暴れまくるわけである。

なんというか、今流行りのアーティストは正直あまり好きじゃないというか、そもそもあまり興味がなく、いや興味を持とうともしていなくてそれはそれで問題なんだけれども。「香水」も流行ってから3ヶ月くらいは存在を認知できなかったレベルなので。そんで、これはものすごい偏見なので誰かに怒られそうなのだけど、現代のナヨナヨしがちなアーティストは絶対に持ち合わせていない、エゲツないくらいの爆発力とエネルギーがこのバンドにはあるなぁと思った次第なのである。これは別に個人の感想なので割とどうでも良かったりする。

そんでもって本題で、次にオススメされたのがこれも334回は観た、98年のフジロックの映像だった。私はまだ生まれたてホヤホヤのバブちゃんだったわけだが、コメ欄のおじさまによれば当時のフジロックはまだ豊洲でやっててエリア分けも何もなく、フェス黎明期のめちゃくちゃな頃だったんだそうである。アーティストは当時人気絶頂のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。スーパーウルトラカオス炎天下の豊洲で開幕からいきなり「CISCO」が始まると、とんでもない人口密度に押し固められた人間の大群が波のように縦横無尽に揺れ、手を突き上げ、頭を揺らすのである。当時は規制も何もないから観客はひたすら前へ前へと進もうとして、あちこちで人がぶっ倒れたりしている。2曲目「G.W.D.」途中でついに中断。ただメンバー側もこの暑さに取り憑かれたようにステージ上で荒れ狂っていて、スタッフの制止をアベさんが「音楽を止めるな!」と言わんばかりに振り切るシーンは今でこそ少々笑えるポイントなのだが、当時は冷や汗ものだっただろう。

その後も色々他のライブ映像を観ていたりしたらこんな時間になってしまったというわけである。まずひとつ思うのはなんというか、あと10年でも20年でもいいから早く生まれたかったものである。RED WARRIORSは一応再結成してちょいちょい活動してはいるのだが、80年代当時の4人体制にはもうならない。というかなれない(ドラムのコンマさんがもう音楽やってないらしい)。これまた私の好きな80年代バンドのストリートスライダーズもBOØWYブルーハーツも、おそらく再結成することはないだろう。そしてアベさんがこの世を去り、どう足掻いても絶対に再結成できなくなってしまったTMGE。もう2度と生で観られないというのは後の時代に生まれたものの宿命とはいえ歯痒さが残るものである。

そしてもうひとつ思うのが今後のライブのあり方が果たしてどうなるのかということ。98フジみたいな無法地帯は流石に勘弁していただきたいとはいえ、元々随分とフェスに限らずライブの観客のあり方は大人しくなったんだと思う。勿論アーティストによってライブのやり方は全然違うだろうし、例えばこれまた私の愛してやまないスピッツのライブで隣の客がモッシュしてきたら私は即刻ドン引きしてしまうであろう。ただ寂しさに似た感情があるのもまた確かである。

それどころか今、私は、いや私達は、ライブへのエネルギーを期待することすら難しい情勢の中に巻き込まれてしまっている。何がオンライン配信だ?(スガちゃんごめん…現地で見たから許して)こんな数十センチ四方の画面上で、遠く離れた場所からアーティストだけ映し出された映像を見て何になるというのか?何の感動があるというのか?いや感動も少しは感じられるかもしれないが、あのライブ独特の熱気とエネルギーは少なくとも画面越しに映るアーティストだけのライブ映像じゃ私には伝わらないし満足できるものではない。

去年の暮れに運良く2つほどライブに足を運ぶことができた。それはまあ素晴らしいものだったのだけれど、観客ができることは「手を振る」「拍手」これだけである。そう、たったこれだけなのだ。スピッツの「猫ちぐらの夕べ」みたいなしんみりゆったりしたライブならまだいい。スガちゃんの「ヒトリシュガー」はアコースティックライブだったので、個人的にはちょっと消化不良感があったのだがこれもまあ良いだろう。ただ、恐るべきはアーティストのジャンルを問わず今後しばらくは全てこんな感じになるであろうということである。ある種の文化の崩壊ですらある。本当にこれでいいのだろうか、と思わずにはいられない(まあこうするしかないのが現状なんだが)。最近のニュースはほとほと嫌気が差すようなことしか起こらないし、テレビもますます付けたくなくなる。早くこの情勢がなんとかなってくれないかと一人部屋で病む毎日である。

総武線快速【千葉〜東京】の各駅を偏見で語る②

皆さんお久しぶりです。

大変長らくお待たせいたしました。

総武線快速の各駅を独断と偏見で語るシリーズ、第2回目の今回は、

船橋

【市川】

新小岩

について語っていきたいと思います。

 

 

…と思っていたんですが、

いざ船橋の執筆を始めたところ、大学3年以来約2年に渡ってバイト生活で過ごしてきた船橋愛がバクハツしてしまい、船橋だけでとんでもない字数になってしまったので、今回は船橋だけにします…………すいません…………

 

良かったらお付き合いいただけると幸いです。

書きまくってたらなんか長くなってしまったので(笑)、3部構成にします。

 

※注:あくまで独断と偏見が多分に入り混じった私個人の意見ですので、意見・要望等を関係各所に問い合わせることはやめて下さい。

 

前回の【千葉】【稲毛】【津田沼】はこちらから。

総武線快速【千葉〜東京】の各駅を偏見で語る① - shogaitabibitoのひとりごと

 

 

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

早速

 

 

 

 

 

始めよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船橋駅

言わずと知れたふなっしーのホームタウンである。梨汁ブシャアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwの街である(そうじゃない)。筆者のバイト先が船橋であるため、現在のところ私的には稲毛駅に次いで利用が多い駅である。

人口64万人を擁する大都市であるものの、未だに政令指定都市にしてくれないのは一体何の恨みがあるのか…

なお、ざっと調べたところによると現在の船橋市市長は「松戸さんという方らしく、個人的にウケている。松戸市民度お察しな様子を見ていると、船橋も飛び火で治安が荒れそうである。

 

JR線のホームは2面4線。緩行線で1面2線(1-2番線ホーム)、快速で1面2線(3-4番線ホーム)を使用する構造であり、通過線が無いことも含めて稲毛駅と同じである。繁栄度はダンチだが。

総武緩行線側は大体他の駅と変わらないのだが、朝夕の時間になると東京メトロ東西線の直通列車が津田沼まで行く影響で、船橋にも止まってくれる。黄色一色だった総武緩行線に、突然青と水色の帯をまとったドアがバカデカい車両が入線してくるのでビビることがある。なお、東西線直通の下りは例によって津田沼止まりのため、幕張本郷以南ユーザーからは著しくヘイトを買っている。

 

快速側も基本的にはE217系の快速の停車がほとんどである(と当初書いてたんですが、ダラダラ書いてたらいつのまにかE235系も投入されてしまいました。ごめんなさい)。余談だが、3-4番線ホームに上がる階段・エスカレーターのうち2つがグリーン車ドア付近に接続してしまう構造はなんとかならないのだろうか…。何故乗客にデバッグさせるのか(しかも直らない)

ただし、稲毛ユーザーにとってはパパ活女子と同じくらい憎い「通勤快速」が止まってくれる。何故かよく筆者のバイトからの帰宅時間に現れるため、その度に「早く成田に消えてくれ」のおきもちになるのである。

例によって、総武線快速遅延発生装置こと成田エクスプレスは高速で通過である。ただ、この駅の特急停車は結構面白い。

まず、土日祝のみ運行の新宿さざなみ新宿わかしお津田沼と同じく、船橋にも停車してくれるなお、乗降者数はお察しである。

続いて、東京-銚子・成東などを結ぶしおさいであるが、通常は通過である。しかし、土日祝のみしおさい1号・12号」だけは、船橋駅に停車してくれるのである。加えて、臨時で運行されるしおさい船橋に停車することがある。

極め付けは以前にもご紹介した、朝6:38に千葉駅を出て、なんと南小谷まで到達する超ロングラン特急「あずさ3号」である。シレッと船橋駅に停車している。恐らく、新宿方面への通勤需要を拾っているものだと思われる。千葉から船橋へ少しでも高速で移動したい方は使ってみてはいかがだろうか。

 

他社線への乗り換えも便利である。

改札を出て左方向へUターンすれば、すぐに東武野田線に乗り換えることができる。この「東武野田線」は東武鉄道主導の沿線住宅地開発に巻き込まれる形で、

「アーバンパークライン」

などという高輪ゲートウェイ並みに長くてダサい二つ名を与えられてしまったのである。沿線のどこにパークと入れるに値するような公園があるのか言ってみろ、と声を大にして言いたい。しかし柏方面へ向かうのには大変重宝する路線である。

これまではノロノロの各停しかなかったが、今年3月のダイヤ改正でついに急行が登場。本数はさほど多くないものの、柏まで最速19分で到達できるようになった。さらに、終電が0:32と従来から33分も繰り下げという神ムーブにより利便性が大きく向上。あとやるべきことといえば、路線名を正式に「東武野田線」に戻すのみである。今こそ「首都大学東京」をやめた「東京都立大学」に倣うタイミングである。

 

また、南口から2分ほど歩けば京成船橋も存在。何やら仰々しいイカツい構造物の様相を呈しているが、実際ホームに上がってみると思ってたより意外とショボいのはここだけの話である(ゆーてそんなにショボくもないが)。

しかし、船橋以北になるとJR⇔京成の乗り換えが結構遠くなってくるので、意外に重要な役割を担っている。

京成船橋駅が入っているビルは船橋フェイス」しかし、言うほど船橋の顔ではない。

また、ギリ徒歩圏内だと思うが、北口から4〜500mほど歩くとぼったくりで有名な東葉高速鉄道

…ではなかった、訂正。

東葉高額鉄道東海神駅

がある。地下駅のため、入口がかわいそうなくらいヒッソリしているのが特徴である(←こんな熱烈なディスを特徴と言わないといけないくらいには何もない)。正直、西船橋→東海神を利用するくらいであれば、船橋までJRを利用して歩いた方がマシである(こんな利用の仕方をする人は流石にいないと思うけど)。筆者はメルカリの出品のためにPUDOを使った時しか入ったことがない。

 

JRの改札内には、船橋&習志野市民みんな大好き「ピーターパン」が出店。常にメロンパンの甘いギルティ極まりない匂いを放出しているため、夕暮れ時の腹を空かした通勤通学客ホイホイと化している。

さらにその近くには「スイーツボックス」があり、週替わりで様々なスイーツを展開。こちらも毎日のように甘党がアリの行列を成している。ちなみに、たまに出現してくるスイートポテトアップルパイがあまりにも美味そうなので、筆者もそろそろホイホイされそうである。

 

エキナカ船橋・市川エリアでは最早お決まりとも言える「Shapo」である。なんとこのShapo船橋6階建てというガチンコぶりである(正確には地上5階+地下1階。B1〜1階が本館、1階〜5階が南館という何度見てもワケのわからない構造である)。恐らくすぐ隣にそびえる東武と客の奪い合いという名の仁義なき戦いを繰り広げているのだと思われる。東京の大都市でもないのに、何故かスターバックスが2店舗も存在しているあたりに船橋エキナカ開発の本気度を感じる(正気の沙汰ではない)。しかも1店舗はスターバックスリザーブという意識高い系(?)スタバであり、バーカウンターもあってなんかいい感じである。ちなみに、筆者はスタバリザーブの近くにある「CHAWAN」とかいう謎の店(確かニラックス系列だったような。つまりすかいらーく系統である)のバイトに謎に応募してしまい、盛大に遅刻をかまして落とされたことがある。

筆者のおすすめはB1Fの船橋珈琲焙煎所」で、ティータイムには行列ができることもある人気店である。あとカレーが美味しい。

 

 

【南口】

特に決まっているわけではないが、筆者の見解ではこちら側が正規の改札口である。何を隠そう早めに宣言しておくが、反対側にはロクに何もないからである。

元々南口には西武百貨店があったが、いったい何があったのかは分からないが数年前につくば西武ともども逝ってしまった。この時に西武に入っていたロフトが反対側にあるイトーヨーカドーへドナドナされた。

というかそもそも船橋駅直上に少しクソデカい東武百貨店がそびえ立っているので、何の地縁もない西武に勝ち目がないのも残念でもないし当然みたいな部分はある。この東武百貨店イカしてる度も利便性も地味にすさまじく、たぶんだが一日中いられる。みんな大好き(なのにどんどん減ってしまっている)サブウェイも入っている。アフタヌーンティーや星乃珈琲店をはじめとして、多くのフロアにええ感じの喫茶店があるのも推しポイント!!

デパ地下は例によっておいしいものコーナー。7Fは通称「スパイス」であり、半分レストラン街である。筆者は昔ここの「こてがえし」にその辺の知らない子と行ったのを執筆時に思い出した。ちなみにその後めちゃくちゃ(ry。

というかこの東武百貨店、そこそこ大きいビックカメラがある時点で既に便利。筆者はここでよくカメラ周りの諸々をいじくっている。このビックカメラであるが、何故か2F、3Fの婦人服コーナーに失礼して2フロア分ぶち抜いて造られている。余談だが、南口方向に3〜4分ほど歩いたところにある前述の船橋フェイス」にも何故かビックカメラが入っている。家電量販店でドミナント戦略みたいなことしてどうすんねん。ちなみにフェイスに入っているテナントで他に目ぼしいものは椿屋珈琲無駄にデカいドトールくらいである。

南口に出て左側にセブンイレブンがあるが、ここのセブンにはなんと船橋地ビールが置いてある。船橋エール」船橋ホワイト」船橋ブラック」の計3種類を展開。なんでも「船橋ビール醸造所」で製造しているらしく、船橋ホワイトには千葉特産であるニンジンの葉船橋ブラックには(地味に)船橋特産であるホンビノス貝が入っているらしい。結構チョイスがエグい。

東船橋方面へ向かうと裏通りに出る。ここは夜になると活気が出ると共にキャッチと酔っ払いが跋扈する危険地帯と化す。が、船橋のキャッチはあまりしつこくないので問題ない。一方で一歩間違えると風俗だらけのピンクゾーンに突入しかねないので注意である。個人的なおすすめは鮨屋「山浦鮨」、焼き鳥屋の「神田屋」、そしてよく連れて行って頂くバーの「ブルーカナリヤ」である。(すいません勝手に宣伝しちゃったんですが怒られたら消します。)

大通り沿いでは、駅から近いところに何故か「幸せのパンケーキ」がある。すぐ裏では欲望が渦巻いているのにこんな所に出店してよかったのだろうか。いやまあ、それを言うなら道玄坂の幸せのパンケーキはもっとアウトなのだが。その他、相変わらずアホほど安いドンキホーテ、何故か5階建で造られてしまったダイソー、居酒屋やカラオケ屋も多数あり娯楽にも困らない。

居酒屋はもちろん「ちばチャン」を擁する。時折筆者も船橋ちばチャンで✝️出航✝️しているため、泥酔した様子を千葉在住のフォロワーに片特定されないことを祈るのみである。さらにその近くには「おすすめ屋」という隠れ優良店があり、安くて美味い上に喫煙可能である。あ、それはそうとちゃんと「快活CLUB」もあるので終電を逃しても安心である。

最近気になるのが「上海麻辣麺」というスープ春雨屋であり、よく行列ができているので一度入ってみたいものである。また、ラーメン屋もこの近辺は数多く出店しているが、駅から少し遠いものの「海老そば まるは」が結構美味しいのでオススメしておくことにする。

そして船橋のヤニカスにとってこの上なく心強いのが船橋たばこセンター」である。日曜日も営業している(しかも割と遅くまで営業している)上、海外産の珍しいタバコも品揃え豊富である。なんと筆者の愛してやまない「中隣の自販機コーナーで売っているという充実ぶり。「アークローヤルパラダイスティースリム1mm」というこれまた筆者のこよなく愛するマイナー銘柄までちゃんと置いてある。控えめに言ってもネ申

 

 

【北口】

さて問題の北口である。前述の通りなのだが、南口を見た後だとこちらはほとんど何も無いという印象を受ける。実際、何も無い。

北口で最も目立つ建物は(残念ながら)イトーヨーカドーである。なぜか2棟に分けて渡り廊下で移動する方式にしてしまった模様で、この構造は津田沼パルコを彷彿とさせる。その名も船橋ツインビル」安直なネーミングである。

特に目立つようなテナントは無いが、先述したロフトをはじめとして、ダイソー(2021年1月でお陀仏になってしまうが)ユニクロ無印良品ABCマートJINSなど、良く言えば割とかゆいところに手が届くテナントラインナップになっている。悪く言えば代わり映えがしないともいう。典型的な地方都市の大衆デパートである。

飲食店で目を引くのはあの名店「一燈」の系列として入っている「豚骨一燈」である。フードコートのラーメンは大したことないと筆者は偏見を持っているので未だに食べたことはないが、卒業までに一度は食しておくことにする。

イトーヨーカドーの他にあるものとしては塾(市進など)、不動産系の支店、美容院などが主になる。あと筆者のバ先も。北口の個太郎塾のすぐ横に先日おじいちゃんのプリウスミサイルがクリーンヒットし、ちょっとした騒ぎにもなっている。なお、イトーヨーカドー向かいの巨大なビルは船橋グランドホテル」であるが、2020年をもってこちらもお陀仏となってしまった。こう見るとオワコンな街な気もしてくる。

最後に筆者オススメの店を2店舗ほど。先述した東葉高額鉄道東海神駅まで歩く必要があるが、そのすぐ近くにあるラーメン屋「とものもと」は名店。元々は「零一弍三」という筆者も愛してやまない超人気煮干ラーメン屋だったのだが、突如として閉店し(閉店した時は悲しみのあまりTwitterで暴走していた)、跡地に移動してきたのが現在の店である。とものもと移転後はまだ訪問していない為、こちらも近いうちに行ってレビューしたいところ。

もう一つのオススメは「焼肉ごじ」。なんでも(今のご時世でやってるかは分からないが)朝5時まで営業しているから「ごじ」なんだそうな。1度連れてきて頂いたことがあり、めちゃくちゃ美味かった記憶があるので皆さんも船橋で焼肉が食べたくなったら来てみては如何だろうか。

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

船橋だけでなんと6000字オーバーにもなってしまったので()、流石に今回は船橋だけでまとめさせていただきました。すいません。

次回は(次回こそ)「市川」「新小岩」を書く予定です。正直ここから先はあまり降りない駅が続くので、大したボリュームにならないかもしれません。馬喰町と新日本橋とか何書けばいいんだよ…()

今回も読んでいただきありがとうございました。もし良ければまた読んでやってください。

 

それでは。

総武線快速【千葉〜東京】の各駅を偏見で語る①

暇すぎてこんなの書いてます。

良かったらお付き合いいただけると幸いです。

書きまくってたらなんか長くなってしまったので(笑)、3部構成にします。

 

※注:あくまで独断と偏見が多分に入り混じった私個人の意見ですので、意見・要望等を関係各所に問い合わせることはやめて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

で     は  

  

早     速   

 

始     め  

 

よ     う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①千葉駅

 

言わずと知れた千葉の中心駅。

ただ、繁栄度や都会度で言うと実は錦糸町あたりと大差ないんじゃないかって気がしてきている。何なら体感では川崎に負けている。

千葉の中心であるにもかかわらず、朝の一部列車以外は快速遅延発生装置こと成田エクスプレスに全て通過される体たらくである(千葉で拾う需要がないのと、これ以上停車駅を増やすと所要時間でスカイライナーにボコボコにされてしまうためだと思われる)。また、朝ラッシュ時間帯では始発列車こそ着席の可能性があるものの、外房内房からの東京方面直通列車は既に乗客満載状態である。

そしてこの駅の恐ろしいところは「東京方面の快速がどのホームから発車するのか、ひとつに定まっていない」ことである。恐らくどの方面から来るのかで振り分けているんだろうが、一刻を争う乗客にとっては一瞬の判断ミスが致命傷になりうる。

ちなみに1本だけ千葉始発の特急あずさの設定がある。この列車はなんと通常の終着駅である松本を超え、南小谷まで到達するハイパーロングラン列車である。頭おかしい。

横浜駅同様ずーーーーーーーーーーっと工事していたため、私は勝手に「千葉のサグラダファミリアと呼んでいたが、異常にでかいペリエも完成が近づきつつあり、ここ2,3年でようやく改札内動線の度重なる変化で迷うことがなくなった。

 

【東口】

かなり栄えているが、三越やパルコなど千葉駅の象徴とも言える建物を次々に爆破し、駅構内から一歩遅れて再開発が進んでいる。最近では蒙古タンメン中本などの出店、更には千葉県民待望であったラーメン二郎の出店も決定し、ラーメン激戦区になりつつある。なお私のオススメはBooBoo太郎である。しかし一方では総武本線沿いにあった屋台みたいなのが軒並み潰れて(潰されて?)きており、昔ながらの面影がガチで失われつつある。

 

【西口】

一方こちらはだだっ広いロータリーがあるのみである。北陸新幹線の過疎駅前みたいなことになっている。居酒屋と塾以外にはコンクリとタクシーしか存在しない。一応ちょっと歩けばそごう・JUNNUがそびえているものの、実は東口から向かっても大差なかったりする(むしろ西口経由の方が裏路地すぎるので危ない)。

 

【北口】

そして問題の北口にあるのは指定暴力団東進ハイスクールとときわスポーツだけである。合掌。

 

ということで、流石に改札間格差がデカすぎる。まあよくある地方都市(と言っても大規模な方ではあるが…)という感じである。ちなみに千葉市役所はモノレールで1駅、千葉県庁も駅から歩くと地味に遠い場所(最寄りはモノレール県庁前駅か京成千葉中央駅)にあり、役所が揃いも揃って絶妙にストレスフルな立地となっている。

そういえば、有名な風俗街であった「栄町」も(街灯や道路の再舗装などによって)随分と綺麗になってしまった印象である。が、依然としてまだまだ多くのR18なお店が健在なので、ディープな街が好きな人は行ってみてはどうだろうか。余談だが駿台千葉校は栄町のすぐ近くである。罪な立地である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲毛駅

 

我らがホームタウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

…とは言ったものの、総武線快速停車駅の中では間違いなくヒエラルキー最下層クラスにいる。特段栄えているわけではない(快速が止まらない西船橋本八幡と大差ない繁栄度である…)。

一応、仮に稲毛を飛ばすと津田沼までノンストップランになってしまうため、中間で止めるならまあ稲毛が妥当である感はするものの、こんなにラッキーな駅があっていいのかとユーザーである私でさえ思う。みどりの窓口は有人窓口がなんと2つも与えられており、恵まれている感をひしひしと感じる。ちなみに、廃止になるまでは「ホームライナー千葉」の停車駅でもあったので、それなりに需要がデカい駅ではある。

また、京成線との乗り換えは結構遠く、7分ほど徒歩移動を強いられることになる。しかも京成稲毛駅は結構駅舎がショボい筆者も京成大久保に二郎を食べに行くか、台風でJRが死んでる時くらいしか使ったことがない。

基本的に駅前にあるのは居酒屋とパチ屋のみである。最もデカい建物はイオn…ではなく、勿論サティである。筆者はよくここで輸入もののビールを購入している。

駅前に限って言えば治安はあまり良くない。ホームレスがよくうろうろしており、朝からおじいちゃん達が駅前でワンカップ&タカラ缶チューハイを片手に酒盛りをしていたため、駅前のベンチがついに全撤去された。またワインの瓶やガラス張りの駅のドア、駐輪場の蛍光灯など色んなものが割れていることが多々ある。

しかし勿論駅前を離れれば、住むには最適な場所とまで言える。流石に朝ラッシュ時間帯に座ることはできないが、グリーン車ならギリ座れるかもレベルで、駅の混み具合もそれほど酷くはない。おまけに東京駅まで快速で36分という意外なほどの好アクセスぶりなのに、筆者が東京に出た際に東京価格を見てビックリしたほど、物価が「安い」。

さらに周辺ではマンション開発も進んでおり、子育て世代にも高齢者世代にもやさしい街になりつつある。塾も京葉学院・千葉進研・市進などなど充実。流行も一応追っているようで、タピオカ屋が2軒もオープンしたが、現在はマスク売りにジョブチェンジしている模様。

個人的に好きなポイントといえば、東京でも主要都市にしかない「千葉チャン」があの稲毛に店舗を構えている点だろう。しかも朝5時まで営業。地元で出航できるのはありがたい。加えて駅前のCOFFEE RINでは4月以降も喫煙可能なため筆者の貴重な作業場となっている。

さあ、みんなも、稲毛においでよ。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

津田沼駅

総武線では唯一の習志野市に位置する駅である。

駅の規模的にも結構大きく、JRは6番線まである。近くに車両基地があるからか津田沼発着の列車も多く、歴史的にも数多くの稲毛以南ユーザーがコロナウイルスに勝るとも劣らないほど憎き「津田沼行き」にブチギレしてきた。

残念ながら特急列車はほぼ停まらず、これもまた稲毛民に憎まれている「通勤快速」にも(利用者が多いにもかかわらず)何故か飛ばされてしまう。しかし何故か土日運行の新宿さざなみ/わかしおだけは停まってくれる。

加えて、朝夕の時間帯には津田沼発着の東西線経由三鷹/中野行き」という早稲田生に優しすぎる列車が爆誕する。東西線に限らず、ユーザー数が多いとはいえ始発設定が結構あるので、割と通勤ラッシュストレスは軽減できているのかもしれない。

なお、駅下のベッカーズをぶっ潰して誕生したのが我らが大正義バーガーキングである。なんとおひとりさま用席まである。ぼっちに優しい。

 

津田沼駅といえば大きな問題になっているのが「JRと京成の乗り換え遠すぎ問題」である。歩いて10分ほどかかる(あれ?武蔵小杉の横須賀→東急乗り換えと大差ないじゃん)。京成線に乗り換えるなら隣の幕張本郷駅がオススメである。

地味に新京成線との乗り換えも近いとはいえない(こちらも5分ほどかかる)。まあ、新京成の改札前にあるビアードパパのシュークリームの美味しさに免じて許してあげてほしい。

 

【南口】

勿論、津田沼は言わずと知れた浪人生のメッカである。(代ゼミの居抜きを乗っ取った)駿台津田沼河合塾津田沼・東進津田沼校・早稲田塾などが揃うが、これらの多くは南口側にある。また、無駄に高いタワーを建設してしまった千葉工業大学も南口側に立地している。

そのため、駅前を歩く若者は千葉工大生なのか駿台生なのか河合生なのか全く見分けがつかない正直ファッションセンス的にも大差ないのでマジで分からないのである。また、冬になると千葉工大モリシア津田沼周辺のイルミネーションが光るため、

「学費が光ってる」

「税金が光ってる」などの罵詈雑言が飛び交う()。

南口の中央にあるのがモリシアと呼ばれる複合施設である。ファミリー層からオタクまで幅広いニーズに対応している。地下のフードコートにはよくたむろして勉強している受験生の姿が見られる。大体何人かで固まって東大の赤本や青本を開いてイキっているのは某和某英高校の制服を着た学生であることが多い(そして大体、もう一年予備校にお世話になることになる)。

また近くのスタバでも多くの受験生が勉強している光景が見られる。たまに講師も使っているらしい。

 

南口側といえばやはり巨大な丸善である。

千葉県内では恐らく最大規模の書店であると思われる。品揃えもかなり良いので本好きには堪らない。無論、参考書を探す浪人生も数多く見受けられる。

近年この丸善ユザワヤ辺りが再開発(?)され、リニューアルされて鳥貴族・カラオケなど新しい店舗も色々入ったので、リアルに津田沼で1日過ごせるようになった。何故か湘南パンケーキが出店してきているのが個人的にウケている。

 

【北口】

北口で最も目立つ建物が「パルコ」である。とにかくデカいのが特徴で、A館とB館の移動が1階か3階でしかできないのが絶妙にモヤモヤする。ちなみに筆者はよくA館4階の「Top of the hill」で古着を買い漁っている。浪人していた頃はその上の階にあるヴィレヴァンに入り浸り、モニターから流れていたアドベンチャータイムをずっと見ていた思い出がある。勉強しろや。

東方向に進むとありえんくらいでかい「イオン」、テナントが絶妙に微妙なmina、ジジババしかいないイトーヨーカドーまである。

デパート多すぎやろ。

なお、カフェの揃い方はエグい。サンマルクドトール以外北口側にほぼ全て揃っているんじゃなかろうか。サンマルクも南口方向に行けばモリシアにあるし(禁煙だけど)。てか津田沼近辺だけでスタバ3店舗もあるの絶対おかしいだろ。

 

とこらで、津田沼では筆者お気に入りの

「千葉チャン」

「それゆけ!鶏ヤロー」という私的2大巨頭大衆居酒屋が去年になって相次いでオープン。更に激アツな街になりつつある(もちろん鳥貴族もある)(とりとんくんも)。食欲を満たしたいのであればしゃぶ葉一択である。

そして津田沼といえば千葉民のソウルフード「なりたけ」は外せない。当然オーダーはギタギタ以外の選択肢など無い。ちなみに向かいにある「南木商店」も旨いのでオススメ…と書こうと思って調べてみたら閉店してた。受験終わって祝勝会的なノリで行った思い出の店だったのに…悲しくてこれ以上は書くことができない。

とにもかくにも、津田沼はあらゆる層にとって利便性の高い街と言えるのではなかろうか。南口からも少し歩けば新築のマンションが立ち並んでおり、子育てもしやすい環境が整っていると思う。意外と地に足つけて暮らす場所としてはいいんじゃないか?と筆者自身もこれを書いていて思ってきたので、もしご縁があれば対戦よろしくお願いしたい。

余談だが、個人的に南口の方に「オカマ&オナベBar」があるのだが、浪人時代以来気になって気になって仕方がないのである…

 

 

 

 

…ということで、3駅書いてみましたが、いかがだったでしょうか。続きも頑張って書きたいと思います。出来上がり次第出します。それでは。

 

  

 

【追記】

津田沼駅北口と南口を逆にしていたので修正しました。ご指摘ありがとうございます。

【数弱向け】【新2年生】日吉経済学部(タイプB)・履修における私的ポイント【2021修正完全版】

こんばんは。

未だに無い内定+卒論が全く決まってない筆者であります。(※2021.1.31追記:昨年9月に内々定を無事頂き、ハチャメチャなテーマの卒論も無事脱稿、合格頂きました。謝謝)

さてさて、慶應義塾大学経済学部1年生用の履修ポイントについて書いた記事も(なぜかTwitterではあまり伸びなかったけど)結構反響あったのと、日吉キャンパスの履修登録期限が迫っているので、

一応ダイジェスト版ではありますが2年生用のものも記事化しようと思います。

そのうちパワーアップさせる予定です。多分。

(※2021.01.31追記:しっかり完全版にしました!!!!)

 

では、

慶應義塾大学経済学部2年生(主にタイプB&数弱向け)に、

私的に重要だと思う履修ポイントを例によってつらつら書いていきますので、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

ポイント①:進級要件は要チェックや!

 

(※2021.01.31追記:ついにあの不朽の名作、スラムダンクの映画化が決まりましたね。君が好きだと叫びたい…世界が終るまでは…マイフレンド…。いや~、OP曲とED曲が気になる。今頃「要チェックや!」の陵南高校・相田彦一も喜んでいるでしょう。では本編入ります)

 

 改めて進級要件をまとめるので、これを全て満たすようにしてほしい。なおはじめに書いておくが、基本的には2年次も48単位フル単申請で良いかと思う。オーバーキルする分には問題ないし。まあ私は再履修×2があったので52単位申請だったが…。

 

1,2年で合計60単位以上取得

 まあこれは1年次にまともに単位を取ってきた人はまずクリアできるのではなかろうか。商学部などでは70単位がボーダーであるから、実は他学部と比較しても結構ヌルい要件なのである。

 (2020年度はほぼオンラインだったためあまり居なさそうではあるが)万が一2年にギリギリで進級でしたァ…という人がいたならば、しっかり気合を入れなおして2年の講義に臨んでいただきたい。専門教育科目が増えるので講義もやや難しくなる。「まあ何とかなるやろw」で突っ込んだ場合、さもなくば待ち受けるのは【留年】である。

 

スタスキ2単位+1年の第二外国語6単位すべて取得

 基本的にスタスキでひっかかる人はいないと思うので、これは割愛。まあ何かの間違いで落としても1年秋で回収できるし。

 問題は2外である。2年次の必修なんかを勘案すると6単位全落としの場合、2外再履修の負担がハチャメチャにデカい。実際、私の周りでも何人か再履している人はいたが、その負担が他科目に波及した結果、「2外は取れて進級できたけど他が再履で来日に…」みたいなパターンは結構いた。もし2外再履の場合、2年次の履修は「再履含めた語学回収」と「必修・選択必修回収」にフォーカスし、般教は極限まで減らすべきなのかも。まあ基本的にはこうならないように1年生の時に最大限努力してくれ()。

 

基礎教育科目8単位中4単位以上取得(※以下の中から!)

 ☆統計学Ⅰ,Ⅱ

 ☆(タイプA)線形代数微分積分

 ☆(タイプB)歴史的経済分析の視点、日本経済概論

 これも引っかかる人は正直殆どいないに等しいのだが、特にタイプBで歴経でやらかしつつ統計通年落としをかましている、みたいな人は大いに焦っていただきたい。1年生用の履修ポイント記事で書いた「数学概論」はここでは使えないので、気合いと努力で得単していただくしかない。正直こんなしょうもない要件で留年するなんてもったいなさすぎるので、頑張ってくれ。

 

専門教育科目の基礎科目12単位中8単位以上取得(これが一番しんどい)

 ☆マクロ経済学初級Ⅰ,Ⅱ

 ☆ミクロ経済学初級Ⅰ,Ⅱ(タイプA)

  ミクロ経済学入門Ⅰ,Ⅱ(タイプB)

 ☆経済史入門Ⅰ,Ⅱ(タイプA)

  経済史概論Ⅰ,Ⅱ(タイプB)

 ここが一番引っかかる人が多いんじゃないかと思う。詳しくは後述。ちなみに希望すれば、タイプAの学生が「経済史概論」を、タイプBの学生が「ミクロ経済学初級」を受けることもできる。

 

⑤2年次の選択必修4単位以上取得

 ここも意外に舐めプ履修を組んで爆死して散っていくパターンがみられる。進級要件をちゃんと調べていない人に起きがち。というか、私に言わせれば100万単位のカネがかかっているのに進級要件を確認しない神経がそもそも分からん。

 

以上の5つの進級要件をしっかり頭に叩き込んで、再度履修の確認をして欲しい。

 

 続いて、取得単位数としては1年+2年の合計取得単位数が86前後になるあたりを狙っていく。では、なぜ86単位を目指すのか。

 それは、卒業要件に「合計で126単位以上」というものがあることと合わせて、三田でもどうせ40単位(3年次28以上+4年次12以上)取らないといけないからである。もちろん、システム上は86単位以上取得することは可能であるものの(そういえば商学部日吉2年間で110単位取得したガチプロがいましたね)、要は86単位以上とってもオーバーキルになってしまうのである。

 ただ、個人的には先ほども述べたが、(1年次にどれだけ取れたかにもよるが)フル単申請でもいいかなあと思う。無駄になりそうなら取り消せばいいし。

 2年終了時に合計取得単位数が86あればもちろんベストだが、実際のところはまあ70〜80単位くらいあれば三田で体感それほど苦しまないかなあという感じがある。自分は44+32→76単位で三田に行くことになったが、三田ではそれほど苦しまずにやれていた(春のダブル来日がしんどかったけど)。

 やはり最低ラインとして70単位は欲しいというのが正直なところ。80あればかなり余裕がある三田ライフを送ることが出来るだろう。

 60ギリギリ進級だと結局のちのち3年→4年とか、4年→卒業で留年しがち。留年は小さなマイナスの積み重ねによって生まれるということが、この記事を書いて本当によーーーーーーーく分かった。またムダ知識が増えてしまった。トリビアの種になるかもしれない。とりあえずまたいつか「トリビアの泉」は放送してもらいたいもんですな。あの番組がないとテレビを点ける気にならない。

 

 また、履修タイプを問わず、特に④は要注意である。

ミクロ経済学、経済史は全力で取りに行ってほしい。なぜなら。この2つとマクロと合わせて6単位落ちた瞬間即【留年】が確定するからである!!!!!!!!!!!!!!!!

 合計12単位中6単位落としてしまえば、いくらほかで合計86単位取っていようが、GPA3台をとっていようが、問答無用で日吉動物園日吉キャンパスでもう1年遊べるドン!!である。キツイ要件のわりに実際これで留年したという人はあまり見ないものの(私の周りにたまたまいないだけかもしれないが)、十分に恐れてほしい要件である。

 人によっては、「1年マクロ通年落とし→2年春のマクロミクロ経済史全落とし」とかで8単位取得が不可能になり、無事春学期で留年が確定してしまうという「ハートのウロコを奪われるためだけに乱獲されるラブカスくらいかわいそうすぎる人間も出てくる。くれぐれも気を付けていただきたい。

 ①については、再三の忠告にはなるが1年でギリギリ進級してしまったンゴ!という方は何としてでも60単位を埋められるよう頑張るべし。

 そして一番負担なのが②に該当する学生で、1年で2外を全部落としてしまったマンであろう。当然、2年連続でやらかすとこちらも即【留年】なので、可及的速やかに現実を見つめ勉強に取り掛かるべし。さあ点過去規則形を暗記するんだ(←何も覚えていない顔)。

 

 

 

 

 

 

ポイント②:履修の組み方

ここでは組み方というか、例によって「この順番でやるのがいいよ」って感じで書いていく。

(1)A→ミクロ経済学初級Ⅰ,Ⅱ/経済史入門Ⅰ,Ⅱ

  B→ミクロ経済学入門Ⅰ,Ⅱ/経済史概論Ⅰ,Ⅱ

  を入れる(クラスで固定)。

 人によっては選択必修とのダブりでずらしてたり、タイプAから経済史概論とかタイプBからミクロ初級とかに出張したりでズレるかもしれないが。まあそれにしてもこれら必修のあるコマは決まっているから特に問題ないはず。

 

(2)抽選で決まった2外と英語を入れる

 ここで大体履修計画がぐちゃぐちゃになってしまう学生が発生する。英語リーディング全落ち、英セミ全落ちなどが勃発してしまうためで、これらの悲痛な玉砕報告が毎年まだギリギリフレッシュなTL上に出現するのは最早4月の風物詩といえる。こればかりは的中させられるかどうかは運ゲーなので、抽選結果が出るまで「こうかくレンズ」でも持ちながら祈るしかない。実際、語学(英語)が希望通りにうまく命中する信頼度は、穴場を突かない限りは大体きあいだまくらいである(知らんけど)。2外は大体通る。

 

(3)選択必修(後述)+特殊科目(後述)を大量にぶち込む

 中山きんに君が粉チーズをぶっかけるくらいの勢いで大量にぶち込んじまってくれ。あっ、ボン・ジョヴィは流さなくてもええよ。でも成績開示の時に流したらイイ感じの雰囲気になるかもしれん。まあ落単しまくった時に「It's My Life」とか言われるのはシャレにならんけど。また、選択必修にも限りがあるので、話が戻るが語学を選ぶときは「選択必修と極力かぶっていないコマ設定がされているもの」をチョイスするとベター。

 

(4)余ったところに般教

 1年次にちゃんと取れているならばば優先度はかなり低め。既に般教の卒業要件を満たしているのであれば、「卒業単位認定科目(16単位)」を埋めていくイメージで。般教を乱射しまくっても、「卒業単位認定科目」を超過した分は自由科目(=卒業単位に含まれない)になってしまい正直あまり旨味がないので、自分の持っている般教や卒業単位認定科目の残枠と要相談。余裕があるのなら無理に般教で埋めず、お昼前後にうまく空きコマを作って、豚星。信者の如く足しげく通う、というのも大いにアリである。ちなみに私は店員さん2人に顔を覚えてもらった。

 なお、「自主選択科目」というものがある(体育などはここに該当。基本的には卒業単位認定科目に充足され、その枠がいっぱいの場合は自由科目行きになると認識しておいてほしい)。当時の私は履修を組んだら2単位余ってしまったので、何をトチ狂ったのかアラビア語を履修してしまった。めちゃくちゃ大変だけど、めちゃくちゃ面白いので語学オタクや魔境に立ち入りたい猛者(愚者?)にはオススメ。ちなみに私は秋学期途中で脱落した。

 

以上の順で入れれば間違いないであろう。

 

 

 

 

 

 

ポイント③:選択必修は多めに取れ!!!

 

般教を大量に取っても旨味がない(というか再度の記述になるが卒業単位認定科目の枠を超えて取ると「自由科目」になるので単位にならん)ことは前述したし、1年生向けの記事にもそんなようなことを書いている。

では2年では何に注力すべきかというと、

☆ミクロ、経済史、残りの語学

☆選択必修

の2つである。とはいっても「ミクロと経済史に注力するのなんか当たり前田のクラッカーだろ!」と言われそうなので、本章では選択必修について書いていくことにする。

 

まず申請数だが、進級要件を満たすために最低4単位以上必要(そもそも要件を満たさない履修は通してもらえないと思うが…)。まあ4単位ギリギリを攻める人はいないと思うけど一応。

合計申請数が8単位ほどあれば間違いないと思う。12単位くらいあればもう盤石。ちなみに自分は8単位申請の6単位取得だった。なぜ2単位落としたかというと、秋学期の「社会問題Ⅰ」のレポート提出期限を間違えていたためである。私はミクロか経済史のどちらかをとれば進級確定みたいな感じだったためまだよかったが、特に進級ギリギリだという人はレポート提出期限に十分注意していただきたい。教授に聞いた話では来年(2021年度)も日吉の大教室は基本オンラインらしいので…。

なお、選択必修を多めに取っておくと、3→4の進級要件で「専門教育科目の基礎科目16単位以上取得」というのがあるので、万が一の時に君を助けてくれる。

 

 

そしてこの選択必修…何をとるべきか、である。

 

数弱の皆さんは間違えても

経済数学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ

計量経済学概論Ⅰ,Ⅱ

は取ってはならない。

なぜなら、そもそも理解が難しいからである。

謎の自信に駆られて履修しようものなら、後に待ち構えているのは履修取消か撤退からの落単という2つのムーブしかない。そりゃそうだ微積とか線形やってる前提で授業やるやつだもんこいつら。どれくらい無謀かといえば、ムックル1体でチャンピオンのシロナに挑むくらい無謀である。

 

そうなると残るのは

経済思想の歴史Ⅰ,Ⅱ

マルクス経済学Ⅰ,Ⅱ

経済と環境

社会問題Ⅰ,Ⅱ

フィールドワーク論

の5択である。この中から取れるだけ取っていくことになる。

 

 もし君が「一切計算したくない!」というのであれば

「社会問題Ⅰ,Ⅱ」

を推す。例年「社会問題Ⅰ」は秋学期に1コマ、「社会問題Ⅱ」は春・秋に1コマずつの設定がされている。ただし!社会問題Ⅱ」は2コマあるがそれぞれ内容全然違うので注意。また、例年「社会問題Ⅰ」は「社会問題Ⅱ」とコマが被っている。実は以前このコマ被りの件について教授に聞いてみたことがあるのだが、「ほかのコマとの兼ね合いもあるのでどうしようもないんですよねえ」みたいなことを仰っていたので、恐らく担当教授の交代などがない限り今後もこのままだと思われる。加えて、内容が大きく異なるにも関わらず、「社会問題Ⅱ」を2つとることはシステム上出来ない(確か自由科目でも履修不可)。ちなみに、秋学期の水5にある方の社会問題Ⅱはめちゃくちゃ面白いのでオススメです(ステマ)(僕のゼミの先生なので…)。

 

 あとは「経済思想の歴史」だが、こちらも担当者によって「社会思想史」よりのものと「経済学史」よりのものがあるので、適宜シラバスを見て内容をチェックした方がいい。「社会思想史」よりのものが個人的にオススメ。経済学史よりだとミクロとかマクロとか出てきて阿鼻叫喚する可能性がないとは言い切れない。

 ちなみに秋学期の「経済思想の歴史Ⅱ」では試験直前に持ち込み用の教科書が在庫切れ&再入荷のめどが立たない問題が勃発し、教科書難民が発生したことがある(←なんちゅうパワーワードだww)。これは恐らく三田の「経済学史」(←こちらは抽選になるほどの人気講義)でも同じ教科書を使用していたことが関係していると思われる。また、そもそも教科書の発注数が履修者数よりも少なかったらしく、問題発生認識後の再発注もしなかったようである(これもこれでヤベー話ではあるが)。その結果、日吉の「経済思想の歴史」の方の状況は不明であるものの、三田の「経済学史」に挑む学生の中で教科書を入手できなかったものが「教科書のカバーだけ借りて他の書籍の上に被せて持ち込む」ムーブを強行し(おそらく他の書籍の中にノートなどを挟んでいた?)、結局あえなく大量連行されたという…。

 

続いてマルクス経済学Ⅰ,Ⅱ・経済と環境は取ってなかったのでよく分からないんだが、あまり人を選ばない授業な気がするので履修に入れといて損はない。多分そんなに計算もないと思う。ただマルクスに関してはクラス分けゲー感がある(当たり外れがデカい)。どうしても取りたいが割り当てクラスがエグい…という場合は、履修クラスが関係なくなる3年次に回すのも手である。ちなみに、マルクス経済学の某担当者クラスではかつて期末試験が2択テストのみであり、しかも問題が十数年変わらなかったことがあまりに有名であった。そのため学生間で試験問題の解答が出回り、「一切わからなくても解答を暗記していけば単位が取れる」状態になっていた。しかし、2019年になんと十数年ぶりに問題がガラッと変わり(私は内心「ざまあwwwwwwメシウマwwwwww」であった)、twitterのTLは「数問しか埋められなかった」など、悲惨なまでの玉砕報告であふれたのである。しかし成績開示をしてみれば殆どの者が得単していた、というオチであった…。

 

 最後に、フィールドワーク論は課題量がハンパではない。とはいっても中身が全然想像つかないと思うのではじめに説明すると、内容としては中小企業論や企業経営についての授業になる。学期中に3名の中小企業経営者がゲストとしてやってきて、講演のち学生から質問という形で進められる。残りの回は普通に講義だったり授業内レポート作りだったり。

 まず(平常時の場合は)ガイダンス出席がマストであり、そこで履修者選抜をおこなう。といっても履修希望理由を書くだけだが。まーーーーキツイ授業のため、2回目の授業の時・履修取り消しのタイミングで学生数が激減する。当時のガイダンスをまとめたツイートがあるのでどうぞ。

  「グループワーク多いぞ」というのは、この講義はほとんど全ての回において4~5人のグループ単位で授業に臨む形式だからである。そのためコミュ障にはめちゃくちゃつらい授業である。また、個人的に履修して思ったのは「論理的思考力」「主体的に疑問点を見つける力」「問いを立てる力」がものすごく要求されるということだ。いずれも三田のゼミ活動において所属ゼミを問わず非常に重要な力であり、そういう力を鍛えるという意味においては履修する意義が大いにあるといえるが、意外にもこれらの力を発揮するのはハンパなく難しいのである。現に未だに私は「問いを立てるのは難しい」って言ってるし。そしてこの授業は出席あるいは出席態度に非常に厳しい。

 私も履修したが、個人レポートを半期で4本ほど作成したし(しかも〆切がいつも短すぎる。多分担当教授はドS。)、毎回の授業でも即レポが必ずと言っていいほどあった。キツいといえばキツいが、頑張れば頑張っただけ報われる授業ではあると思う。選択必修で唯一試験なしで単位くるしさ。学期中に忙しい生活をしたい(&試験期間を少しでもラクにしたい)人にはオススメ。

 

 

 

 

 

ポイント④:特殊科目を狙え!!

まず皆さんの中には「特殊科目」ってなんやねん、と思われる方もいるかもしれないので、はじめに説明しよう。

「特殊科目」

基本的には三田に設置されているニッチな専門性の高めな科目のことを指している。例えば私が履修したものでは「日本社会史a,b」「現代日本経済史a」「戦争と社会」「フィンテックの理論と実践a」など。実は、日吉にもわずかながら設定がある。

 

簿記a/b(通年授業)

金融リテラシー

インバウンド観光ビジネス創造論

 

の3つである。

 いずれも意味わからんくらいの楽単として知られてしまったため履修争いがプレステ5テンバイヤーの争いくらい熾烈を極めているが、是非とも検討してほしい。簿記は担当者によるらしいが、私が履修したときはほぼ授業で何言っているか分からなかったが教科書を持ち込んで試験受けたら単位が空から降ってきたのだ。金融リテラシー(通称「金リテ」である)とインバウンド観光ビジネス創造論(通称「インビジ」である)は、担当者の講義が三田で超有名な楽単「経済政策のミクロ分析」の担当者ゆえ、こちらも人気になってしまうのは致し方ないか…(特殊科目だからなおさら)。というかインビジ初回で「単位取るだけなら楽単です」って言ってたし。まあでも少なくとも金リテは受けてよかったなあと思う。人生設計や積み立て投資など非常に有意義な内容だった。

 これらの特殊科目をとれば、三田で若干(とは言っても全部取れば8単位だからなあ)楽になる。変に般教で埋めるよりはいいんじゃないかなあと思う。それこそ卒業単位認定科目の枠を三田の他学部科目に割り振ったりもできるし。余談だけど金リテとインビジ、D101に立ち見が出るくらい満員だしこれからもずっとオンラインでやればいいのにね。

 

 

 

 

あとがき

…とまあ、本当にダイジェスト版になってしまったのですが、伝えたい事の大筋はこんな感じです。

とにかく進級要件が多いので(とは言っても普通にやってればセーフなものばかりなのですが)、引っかからないように気を付けてもらえればなあと思います。

オンライン授業が多くて大変ですが、とりあえず春学期から頑張っていきましょう。不明な点等ありましたらTwitter(ましゅー@試される半島 (@tm_3373) | Twitter)のDMでも対応しますので、そちらも是非ご活用頂ければと思います。

ではでは。

【数弱向け】【新1年生】日吉経済学部(タイプB)・履修における私的ポイント【 #春から慶應】

こんばんは。

 

先日、

慶應経済学部・新3年生向けの履修ポイント】

みたいな記事を書いたらものすっっっごい反応があったので、新入生向けのものも書きたいと…思っていたのですが、

自分自身就活中の身であり、特に3月後半はES地獄が凄まじかったので正直それどころではありませんでした。遅くなっちゃってすいません。

まあゆーてまだ大丈夫か…と思ってたんですが、

語学エントリーとかも始まってしまったので急遽書き始めることにしたというわけです。ぶっちゃけそんなに余裕がないので簡潔に書きます。

また、この記事は基本的に

【経済学部タイプB】及び数弱の方向けですが、

一部【経済学部タイプA】や、他学部の方にも共通して言えるような部分もありますので、参考にして頂ければ幸いです。

 

※ちなみに新3年生向けの記事はこちらです。よろしければ是非ご覧下さい。

【数弱向け】【新3年生】三田経済学部・履修における私的ポイント - shogaitabibitoのひとりごと

 

【※注意】

今年度は例の一連の騒動により、例年とはかなり異なる学事日程および授業・試験形態となることが既に大学当局から発表がなされております。

小生は2017年度の自身の経験をもとに本記事を執筆しており、当時の状況と今年度の状況とでは相違がある場合も多々ございますので、特にスケジュール進行や過去の講義の設定に関してはあまり鵜呑みにされない事を推奨いたします。大学当局からの情報をこまめにチェックする事をおすすめします。

 

 

では、

「春から慶應の経済学部(主にタイプB)に入学する方」

に向けて、

「個人的に思う履修のポイント」

早速いかせていただきます。

 

 

 

 

ポイント①:フル単申請しとけ!!!

 

私は1年次は

「絶対に48単位フル単」

で詰め込むべきだと考えている。

なぜなら理由は単純で、誠に残念ではあるが1年の時が一番モチベが高いからである。大学生活の楽しさとヌルさに完全に慣れ切った2年時のダレ方は半端ではない。

ついでに、後述する般教はなんだかんだで「やらかした!!」と思っても単位が降ってくるもんである。だからこそモチベが高い1年のうちに、特に春学期にたくさん受けよう(一般的に春の方が単位取得のハードルも低いって言われてるし)。なるべく1年で単位数を稼ぎ、2→3の進級に備えるのだ。

そう、

経済学部は2年→3年の進級要件が結構色々あってエグいからこそ、

1年のうちに単位を稼ぐ必要があるのだ!

例えば2→3の進級要件で一番メジャーなのは

「合計60単位以上取得」

が挙げられる。他にもちょいちょい色々あって面倒だ。

一方で、1年→2年の進級要件は「24単位以上取得」だけである。

だが、これをギリギリで乗り越えると翌年普通にメチャクチャ大変である(必修要件も意味わからんくらい色々あるし)。

1年春から「ギリギリでも進級さえできりゃあいいや〜wwww」なんてのらりくらりやってると、マジで2年後単位不足で留年してる可能性がリアルにあるのだ。

留年はしないに越したことはない(というか普通にするべきじゃない)。なんだかんだたくさん申請すれば、後々テスト期間になれば全取得に向けて躍起になるもんである(やる気のある1年のうちは…という話ではあるのだが)。

当然、1年終了時の目標取得単位数は48ということになる。頑張れ。

未来のキミが単位不足に泣かないためにも、さあ、レッツフル単申請。

 

 

 

 

 

ポイント➁:時間割は「必修」から埋めろ!

 

特に経済学部は1年次の必修がとにかく多い。

経済学部所属の学生が1年次に受けなければいけない必修は以下の通りである。

 

【語学】

第2外国語(独,仏,西,中から1言語)」

通年。週3コマで学年末に6単位降ってくる。スぺ語の場合は文法と会話があり、片方だけ落単みたいなパターンもある(もちろん全落としもいる)。

個人的にはスぺ語がおすすめ。英語に似てるから。

 

英語(Study Skills)」

春学期。週2コマで2単位。通称「スタスキ」である。落とすと英セミが消し飛ばされて秋学期に再履修になる。

人によっては特別上級みたいなのに挑むハイスペマンもいる。なんか選抜試験とか色々ある。みたいなんですが、私は毛頭受けるつもりもなくて知識ほぼゼロなので各自で調べて下さい(笑)。

 

英語セミナー」

秋学期。週2コマで2単位。通称「英セミ」。中級、上級がある。スタスキの成績によっては「中→上にすれば?」とか、その逆だったりの勧告があったりするらしい。

特別承久(←変換ww)上級の場合はなんか英セミも特別上級に行ってるっぽい。この辺の事情はあんまり詳しくないので間違ってたらtwitter等で優しく指摘してくだせえ。

 

 

【基礎教育科目】

統計学Ⅰ」(春)

統計学Ⅱ」(秋)

これは全員必修。各2単位。

個人的にはもう二度と受けたくない(理由は後述)。

タイプAとタイプBで内容が若干違うらしい。何が違うのかはよく分からない。

 

《タイプB》

「日本経済概論」

歴史的経済分析の視点」

タイプB必修。各2単位。どちらの授業も個人的にはとても面白かったのでオヌヌメ。私は歴経を受けて入るゼミを決めたくらいなので。大体「日経概論」「歴経」と呼ばれている。歴経は単位取得に苦戦している人が多いかも。

ちなみにタイプAの人でも履修できる。

 

《タイプA》

線形代数

微分積分

タイプA必修。各2単位。詳しくないので割愛。タイプBも受けられるけど数強以外はやめとけ。

なお線形代数続論」「微分積分入門」(各2単位)は厳密には必修ではないが、まあ線形と微積やるなら普通取るよね的な風潮が蔓延している。

 

 

【専門教育科目】

マクロ経済学初級Ⅰ」(春)

マクロ経済学初級Ⅱ」(秋)

これも全員必修。各2単位。

個人的にはこいつらももう二度と受けたくない(理由は後述)。

タイプAとタイプBがごちゃ混ぜで受ける。圧倒的にタイプB不利。

 

 

……と、こんなにも必修を受けなければならないのである。これらの総単位数なんと22。

年間履修上限が48単位と考えると、半分近くを埋めてしまうことがわかる(タイプAだと線形続論とか微積入門もとるって考えたら実質半分以上か)

 

というわけなんで、

①クラス分けが発表され、自分がどのクラスの必修を受けるのかが判明した(この時点で英セミ以外の必修のコマ割り当てが分かっている)

②英語セミナーの抽選結果が出た

この時点で、先に必修だけ時間割アプリに入れてしまうといいと思う。

ちなみに私の場合はこんな感じであった。

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↑こちらが春学期。入学前から全休の夢が潰えた図である。

 

f:id:shogaitabibito:20200404003737j:image

↑続いて秋学期。英語セミナーの位置をコントロールしたため、月火で全力出席して水曜に全休を作り出そうとしている。

ちなみにセミの抽選は通ったり通らなかったりって感じらしい。私の場合は少しでも楽をしたいスピーキング力が壊滅的なため、まず「日本人の先生」を選び、そんで曜日が合う人の中から選んだらなんか上手く行ったので運が良かった。コマの割り当ての都合が良いなら、スタスキと同じ人にしておくという手もアリ。

これら必修は履修・単位取得しないと後々非常に大ダメージを負うことになるため、最優先でコマ割り当てを行う必要があるのだ。というか確かそもそも必修を無視して般教とかを入れるのはシステム的にできなかった気もするけど。

 

 

 

 

 

ポイント③:空きコマに般教をブチ込め -般教履修のコツ-

 

ポイント2で必修を詰め込んでもらい、多くの人は全休の夢を潰されて慟哭されているのではないかと思う。さあ、これから空いているコマにひたすら般教を詰め込んでいくのだ。

 

さっそく般教を詰めていくが、般教にも卒業のための縛りが存在する。

Ⅰ系:6単位

Ⅱ系:10単位

上記以外にⅠ〜Ⅲ系の中から4単位

計:20単位以上

を最低限取得することになる。ちなみに20単位をオーバーキルした分は「卒業単位認定科目(16単位の枠がある)」行きになる。

 

まずⅠ系(自然科学系なアレ)であるが、メジャーなのは物理、化学、生物からなる「実験」である。通年で取ればⅠ系の要件6単位を満たすことができるというメリットがある。毎年非常に人気であり、担当者によっては抽選も多々行われる。

ただし、個人的にはデメリットも多いと思う。

まず、通年で履修するのが基本となる(システム上は一応半期でも受けられるが、通年履修者が優先して履修許可されるんだってさ。だから抽選になるとダルいことになる)。

次に「2コマ連続拘束」である。ものによっては早く上がれたりするみたいだが、そういうのは大抵高い抽選倍率を誇る。とにかく抽選が多いのも実験の個人的にイヤなとこ。もしあなたが特性「きょううん」「てんのめぐみ」をもっているトゲキッスみたいな方なら挑んでもいいかも。

そして「1コマ=1.5単位」というコスパの悪さである。普通は「1コマ=2単位」である。しかも実験費用を払っているというのにである。残りの0.5単位はどこに消えてしまったのか。日吉記念館の改修費用にでもなったのか。

それでもやっぱり実験を取りたいという方は是非どうぞ。私は止めません。

 

で、私はどうしても「1コマ=1.5単位」「2コマ拘束」が許せなかったので、全部「1コマ=2単位」になる授業を取った。1,2年で履修したⅠ系は

「地学」

「心理学」

「人類学」

である(合計8単位取得した)。思えば全部楽だった。地学に関しては、私が高校時代に文系にもかかわらず2年間も理系地学をやっていたというハイパーマイナー経歴というのもあるのだが…。

他にも数強におすすめの「論理学」などもあるので、自分に向いてそうなのを探して取るといいと思う。

 

続いてⅡ系(人文・社会科学系)10単位と、Ⅰ~Ⅲから有象無象の4単位(なお、Ⅲ系に分類される基準はよく分からないww)だが、これは適当に受けたいやつとか「楽単」とかをちょちょっと詰めればいいと思うので、特に指摘しない。

なお、いわゆる「楽単」は抽選になることも多々あるので、情報収集は念入りに。気がついたら抽選終わってた!なんてこともあるので(1年次に楽単と知らずに片歴受けようとしたら抽選終わってた私のことである←)。

 

また、般教以外でも空きコマを満たせるキャラがいたりする。

「体育」である。

ただ、経済学部は非常にケチなので「三田の理財」のプライドにかけた厳しさゆえなのか、「体育実技」は2単位までしか単位認定してくれないので注意。他学部はもうちょっと枠があった気がするんだよなあ…。

また、「体育実技」は1コマ=1単位なので注意。まあこれは楽しかったので許していた。あと、体育で取得した単位は般教の枠ではなく「卒業単位認定科目」に割り当てられるので、そこは覚えておいた方がいい。

 

ということで、ポイント②で必修だけ詰めた時間割に般教と体育を割り振ると、2017年の僕の場合は以下の通りである。

Ⅰ系を水色Ⅱ系をピンクⅢ系を薄紫体育を黄色で表示している。なお、2017年度の時間割なので、今はない授業も多い点に留意されたい。

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上が春学期、下が秋学期である。私見だが、1限の般教なんて基本マトモな人しかいないので民度がすごくイイ。オススメ。眠いけど。

ここまでは文理問わず全学部の方に共通して言える履修ポイントかなと思うので、参考になってれば嬉しい限り。

 

 

 

 

 

ポイント④:「数学概論」が数弱なキミの未来を救うかもしれない

 

(このポイントは経済学部タイプB専用です。タイプAの人は飛ばすか諦めてください)

経済学部タイプBの学生のみに履修を許された科目がある。

それが

「数学概論Ⅰ」

「数学概論Ⅱ」

である。各2単位。

この授業は、「数弱なのに経済学部に来ちゃったフレンズのみんな~!2年次にミクロ経済学の授業をしっかり理解できるようにしようね!」というのを目的として開講されている。また、分類としては「基礎教育科目」になる(この分類は後で伏線になるので覚えておいてほしい)。

この数学概論、文字通り「数学」の授業なのだが、何から始まるかというと

 

「 式 の 展 開 」

 

からである。あの中学範囲の「式の展開」である。(x+1)(x+1)=x²+2x+1にするみたいなアレである。嘘ではない。マジで式の展開から始まる。何ならその次は因数分解である。

私もいわゆる「Fラン大学」での授業のレベルの低さをニュース等で目の当たりにしていたとはいえ、流石にまさか「あの天下の慶應でこんな授業が展開されるなどと思っていなかったので、はじめ受けていた時は「マジ…かよ…?」と困惑したが、世の中分からないものである。

後ろの席の女の子が因数分解の問題を目の前にして、

「これどう解くの〜??わかんな〜い☆」

などと言っているのを耳にした時はあまりの衝撃に泡吹いて倒れるかと思った。そりゃこんな授業も開講されるわ…。

こんな子の前で私が「数弱」を自称しようものなら、「取り消せよ……!!!ハァ…今の言葉……!!!」と言われてしまいそうである。誠に遺憾だが、これが慶應義塾大学経済学部数弱B方式」の内情である。

 

さて、経済学部タイプB民は2年でミクロ経済学入門Ⅰ/Ⅱ」を受けることになる。「入門」がミソである。ミクロ入門では数弱の我々にも理解しやすいよう、計算というよりは説明の部分が多くなされるように思われる。

事実、

「高校で数ⅠAの単位をあやうく落としかけ、

1浪してもセンター数学が(ノー勉ではなくしっかり勉強した上で)135点しか取れなかった私でも春秋とも一発取得できた」ので、相当数弱にも優しい授業なんだと思う。

それでも微分」や「対数」などの知識はどうしても必要になる。ミクロも落とし続ければ卒業に関わる。何ならその前段階で進級に関わりかねない。ちゃんとミクロが理解できるよう、必要な知識はこの授業で身につけようじゃないか!!という訳である。

おまけに数学概論は簡単にAやSが取得できる。

私が受けたときは授業中に何問かずつ問題を解いていく演習スタイルだったのだが、挙手制で前に出て黒板で解答を書くたびに平常点を加点してくれた。さらに中間や期末は学期内で行われ、計算問題を6~10問ほど解くというものであったが、制限時間がなぜか45分くらい与えられていた。もう履修しない理由が見つからない。

 

さらに踏み込んだ話をすると、ガチで数学概論は危機に陥ったキミを救う可能性がある。ここで先ほどの伏線が生きてくる。

数学概論の分類は「基礎教育科目」

そう、これすなわち統計学や日経概論、歴経と同じ分類である。

3年→4年の進級要件には「基礎教育科目8単位以上取得」というものもある。重要なのは、この要件では科目の内訳が定められていないということである。(※2→3進級要件の「基礎教育科目4単位以上」は、必修4科目8単位の中から4単位(つまり統計春秋、日経、歴経から4単位)取らないといけないので、それはまあ頑張って)

数学概論を通年でとっておけば、

例えば3年連続で統計を通年落単(←ちょwwww)したとしても、他の2つ(日経概論・歴経)を取っていれば、

(少なくともこの要件においては)8単位取得となるので…4年に上がれる!!

というわけである。何と素晴らしい数学概論まあ3年連続統計学通年落単なんてしようものなら流石に学部不適合すぎるが…()

 

ということで、最後に「数学概論Ⅰ」「数学概論Ⅱ」を入れて、2017年度の僕の48単位フル申請時間割が完成である。

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ポイント⑤:マジで死ぬ気で必修の単位を取れ!!

 

ここから先は私の苦い経験である。

私は先輩の「楽単だよ!」という話を信じ(いや実際には「一般的には」楽だったのかもしれないが)(補欠で超ギリギリ合格なのに何故信じたのかわからないが)自分の力をも過信した結果、

マクロ経済学初級Ⅰ」

統計学Ⅰ」

の2つの必修を落とす羽目になってしまった。

しかも2回も、である。

おかげで私は見事正式な「来日」をリアルに経験することになってしまった。そのせいで3年次の時間割にも大きなロスが生まれてしまうことになった。

新入生のために説明すると「来日」とは、三田などの日吉以外のキャンパスに通うものが、「日吉取り残し科目」を受講するため日吉へやってくることである。類義語としては「在日」(日吉で留年し、他のキャンパスへ行けずにもう1年日吉にとどまること)や「日没」(日吉で留年しすぎて学則違反となり放塾されること。まあめったにない)がある。

 

試験時間割も本当にしんどくなる。精神的に、というよりもキャパの問題である。2年次にはなんと

ミクロ経済学初級Ⅰ」

マクロ経済学初級Ⅰ」(2回目)

統計学Ⅰ」(2回目)

が全部同日に試験(しかもミクロ1限→マクロ2限)というおぞましい事態が発生してしまった。ただでさえ再履修しているようなポンコツがこのような超絶最終鬼畜な試験スケジュールなど捌ける訳もなく、ミクロは須田教授の温情もありなんとか得単したものの、あえなくマクロ&統計の再々履が決定したのであった…。

 

それではここで私の再履修における当該ツイートを見ていくことにしたい。

 誤字に気づかず平気でツイートしているあたりにミクロマクロ同時対策の苦しさが窺える。「誤字は留年」などと冗談で言っていたあの頃を笑えなくなっている。

 

 ミクロマクロに追われて統計まで手が回っていませんね。2年次は他にも選択必修(進級に関係大有り)もあるので、リアルでこうなります。

 

何故自ら死亡フラグを立てるのか。何を根拠に何とかなったと思っているのか。 

 

 ほら言わんこっちゃない。こんなツイートで伸びても全然うれしくない(マジレス)

 

そして「再履修」が気まずい瞬間は試験当日である。

そう、基本的に教室にいるのは皆同じクラスで固まる1年生たち。

ワイワイあれが出るこれが出ると談笑してる中で、1人でふたたびの落単におびえながら試験開始を待つのはマジでしんどい(そして大体また落とす)。

特に3回目ともなると自分で自分がいたたまれなくなってくる上、再々履修のネタツ(←やるなよww)も最早面白さというよりも哀愁を帯びたものでしか無くなってしまうので、ホント忠告。

必修はマジで全力で単位とってほしい。

これが僕が先ほど「マクロと統計はもう二度と受けたくない」と発言した所以である。マジしんどかった….

 

 

 

 あとがき

…以上、慶應義塾大学経済学部1年生(タイプB)向けに、個人的に重要かなと思う履修のポイントを書いてみました。

1年次はかなり単位取得上の制約が多いんですが、個人的にはまだ自由が利く般教なんかは楽単ばかりじゃなくて、少しは自分の興味がある授業を受けてもらえると、大学生活が少し有意義なものになるのかなと思ってます。大学というのは受動的に学ぶ場ではなくて、主体的に学ぼうとする場だと思うので…。受動的な学びしかできないと、どうしても後々ゼミなんかでも苦労しますし、社会人になってからも「人材として色々厳しい」のかなって思っています。だからこそあまり楽単紹介みたいなことはこの記事とかtwitterとかでも基本してないわけです(DM頂いた場合は追い返して揉めるのもイヤなんで、ある程度対応したりもしてますけど)。

般教とか意外な授業から「俺こういうのが楽しいって思うタイプなのか/もっと極めたい」とか「俺はちょっとこれ興味ないわー/つまんねえわー苦痛だわー」っていう気づきがあったりもするわけでして、こうした気づきもゼミとかあるいは三田で取る授業、ひいては就職とか、(ほとんどいないと思いますが)転学部なんかにもつながるんじゃないかな、と私個人としては考えています。

友達も少ない中(今年なんかこんな状況だから尚更だよね…)、履修組みで苦労されることも多いかと思いますが、本記事が少しでもその手助けになっているようであれば嬉しい限りです。もし何か間違い等あったら優しく指摘してください。

一応、Twitter(ましゅー@試される半島 (@tm_3373) | Twitter)

にDM頂ければ(答えられる範囲にはなってしまいますが)質問にもお答えします(ついでにフォローしろください←)。また、twitterのプロフにぶら下げてある質問箱(最近はゼミ関連の質問が多めです)にも書き込んでもらえればそれにも全てお答えしてますので、疑問があればなんなりとお申し付け頂ければと思います。こういうイレギュラーな年だからこそ、できる限り新入生の皆さんのお力になれるよう、私も頑張りますので。

 

それでは。